著者の「ドイツ式部屋づくり」は何回も読み返すくらいお気に入りの1冊になり、色々と参考にしながら我が家もだいぶすっきりした。ありがとう!タニアさん!!その嬉しさから書店に著者の名前を見つけ、たいして見もしないで買ってしまった。
そうしたら・・・6章のうち3章は私にとってはどうでもよいことの満載だった。タニアさんのおじい様が「老後をゆったりスペインに購入した家で過ごす」のは素晴らしいことなんだろうけど、それはタニアさんがご家族の中で「おじいちゃまの老後は有意義でよかったわね」と話していればいいことなのだ。そんなことを書かれても、老後の資金が夫婦2人で5000万以上かかると言われている日本に生きる私たちにはこのような記述は面白くもなんともない。少しひがみっぽいか?
片づけのための知恵は出し切った(前作で)、だから「暮らし」として身の回りのことも書く、と言うことになさったのだろう。外国人宅に招かれた時のマナーも「そんなの関係ない」、のだ、私たち普通の日本人には。散歩のルートの説明に5ページも費やし、これも意味がない。読者は都内に住んでいる人ばかりではないものね。
この本は片付だけでなくタニアさんの暮らしぶりを知りたいというファンの方のためのものである。「暮らしがシンプルになる」と言うタイトルであって別に「部屋(だけ)をすっきりさせる」とは書いていないのだから。早合点して前作のように「全編すっきり暮らす知恵がキラキラ光る星のようにちりばめられている」と勝手に思い込んで買ってしまい、がっかりしてしまった私が悪い。
あんまりけなしたので最後に役立った部分、「はっきりうまく断ろう」と言うアドバイスは、安請け合いで「はいはい」と言っては疲れてしまっていた私にいい薬でした。