本書は2つの骨子からなる。まずはドイツ郵政民営化を研究し、我が国郵政3事業民営化のヒントを提示すること。もう1つは、2003年に発足予定の新型公社(日本郵政公社)は、権益保護に走る郵政族がごり押しした、いわゆる「民営化させないための改革」の産物だという痛烈な批判である。
昨年、著者はドイツポストを視察し、東西ドイツ郵政の統合や3事業の分割民営化に関わった現ドイツポスト最高経営責任者クラウス・ツムウィンケル氏や歴代郵政・電気通信相らと面会した。ドイツポストの人員削減・支店の整理統合策、高収益体質の維持と外国企業買収などの拡大戦略について詳しくリポートする。
また、昨年末に総務省の郵政関係者が新型公社の骨子案を「命がけのリーク」で著者に託したという経緯が語られる。骨子案をまとめたとされる研究会のメンバーを公表したうえで、「郵政族の考えをほぼ丸呑みしてできたもの」と厳しく批判している。
(日経ビジネス 2002/04/29 Copyright2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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5つ星のうち 1.0
中途半端,
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レビュー対象商品: ドイツポストVS.日本郵政公社―民営化と公社化では大違い!このままでは郵貯・簡保360兆円が危ない! (単行本)
本の題名がミスリーディングです。「ドイツポストの分析に照らし合わせて、わが国の郵政事業民営化のあり方を考える」といった骨太の議論を期待していたのですが、見事に裏切られました。基本的には、ヨーロッパに調査旅行(?)に出かけた際の要人との対談集、という形態なので、それぞれのテーマの掘り下げ方がどうにも中途半端です。「誰々に高級レストランでご馳走してもらったホテルは、景色もすばらしく...」などの旅行記的な記述は、どう考えても余計です。そういうのがお好きな方はどうぞ。
8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 2.0
ドイツポスト,
By カスタマー
レビュー対象商品: ドイツポストVS.日本郵政公社―民営化と公社化では大違い!このままでは郵貯・簡保360兆円が危ない! (単行本)
ドイツポストなどEU内の郵便事情の紹介は有益でした。しかし、民営化賛成の私が読んでも、色眼鏡を掛けて取材しているのがわかります。ドイツポストの問題点も書いてほしいと思いました。
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