シンプルかつ非常にスタンダードな、MP型の保護帽です。
もっとも古くからある形状ですが、欧米型のような出っ張りがありませんので、物体の飛来落下の際も帽体に引っかかることなくスルリと逃がしてやることができます(欧米型が危険だというわけではありませんが)。
普段、作業用として使われるのでしたら安価な本型式でも構いませんが、防災備蓄用には寿命の長いFRP製品が、より適します。
ただし、電気作業時(最高7000V)には、ABS・PE・PCのような熱可塑性樹脂製の保護帽を使用する必要があります。
保護帽の寿命について…
熱可塑性樹脂(ABS・PE・PC製)のものは3年程度、熱硬化性樹脂製(FRP製)のものは5年程度とされています。FRPの寿命が長い要因は、樹脂にグラスファイバーを混ぜているためですが、これが丁度鉄筋の役割をするわけですね。
電気用帽子について…
「縁3cmをのこし、水に浸した帽体の内外から20Kvの電圧を1分間かけ、絶縁破壊しないかをみる」という検定試験法ゆえ、通気孔含む孔のあるものは検定が行えません。また、孔にある水分から通電する恐れもあります。