期待を裏切らず楽しませてくれる稲葉氏のリプレイ。
前作の「ビューティフルデイ」が<正統派>で、こちらは<一風変わった>がコンセプトとのことだが、違和感なく楽しめる。
初読の人に優しい仕様(用語解説付)も前作同様で相変わらずありがたい。
本作で面白いのは、各話にそれぞれ配されたスタイル:アヤカシ(人外の存在)のキャラクターだろう。
単なる電脳化された未来都市の物語だけでなく、何でもできるNOVAの特徴が顕れていて、このゲームの魅力が良く伝わってくる。
また、前作の敵役は強くて悪いやつでしたが、今回の敵役は狡賢くて悪いということで、バトルは前作同様盛り上がります。
RPGリプレイというか、物語における敵役の大切さがしみじみ感じられる佳作です。
ブレカナと同様、次作も期待です。