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ぼくのまわりでは、そういう兆候は感じられないのだが、最近、日本で、脚光を浴びているらしい。とくに、若い人たちの間で話題になっているという。
この本は、トンパ文字で書かれた文章を解読しつつ、トンパ文字の魅力に自然に親しめるように書かれている。やさしく書かれているのだ。
トンパ文字の一覧がほとんど大部分のページをしめているが、これが、また、まるで絵本である。文字なのに絵なのだ。これが、文字だとは!それにしても
、ただの黒い線で書かれただけの文字だが、思わずにこにこしてしまうような愛嬌のある形のトンパ文字は、とても魅力的だ。
これを見て、いったい書き順はどうなっているんだろうとか、漢字検定に相当するものがあるのだろうかとか、書道みたいなものもあるんだろうかとか、考
えてしまうのは、やぱり、まだトンパがわかっていない証拠だろうか。
でも、ちょっと疑問なのだ。
この本に比べると、たとえば、ハングルの解説書とかは、けっこうとっつきにくく思えてしまう。
感動とか、感激とか、そういうものを得られる本でもないし、(一部の人をのぞくと)実用的な本でもないのだろうが、この本のどのページでもいい、となりの人に見
せてみれば、しばらくは会話がすっごく盛り上がるだろう。
そういう、人と人のつながりをつくってくれる本だ。
なお、超漢字というOSを使うと、トンパ文字をコンピュータ画面に表示したり、印刷することができる。
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