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重松さんのエッセイを読むと「世の中は自分の思い通りにはならない。」の下りが何度も出てきます。この物語もその思い通りにならない未来が存分に描かれています。
しかしやっぱり人間は未来に期待し、それは無意味ではない事をこの長編の中で語っているような気がし、それがただ暗いだけの物語ではないようにしていると思います。
ラストは重松流の「ハッピーエンドではないけど一筋の光!が射す。」で、毎度おなじみの手法ですが、同じように泣かされました。
ちなみにこの物語を読むと、みんな未来の自分に手紙を書いてみたくなったり、タイムカプセルを埋めたくなるみたいです。この作品が名作の証ではないでしょうか。
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