中学1年の時、生まれて初めて映画館に見に行った洋画です。
CGを全編の60%も使った映画は当時例がなく、SF感バッチリのスゴイ映像に感動!!―――したのですが、実はディズニー伝統のおとぎ話に近いんです。
電子世界に入った主人公を捕えるのは、まるで「不思議の国のアリス」みたいな兵隊ですし、物語そのものも、コンピューターのプログラムを擬人化した世界を舞台にした、SFというよりむしろファンタジー冒険ものと言えます。
ディズニー映画のお約束、小さなマスコットキャラは、この映画にもちゃんと登場。ウニみたいなトゲトゲの物体なのですが、妙にカワイイ。
インターネットもない時代、コンピューターの「ネットワーク」という発想を教えてくれたり、テレビゲームの中の世界が、スピード感いっぱいの、実は殺人ゲームだったという発想も新鮮でした。
あとは劇場プログラムかサントラLPに、作曲のウェンディ・カルロスが性転換した人だと書いてあって、びっくりしたのを覚えています。音楽はどこか不思議で、優しい感じの曲が多く、好感が持てました。
主題歌はジャーニーですが、ゲームセンターのシーンでバックに流れるくらいなのが残念。
悪役を演じたデビッド・ワーナーは「ロボコップ」でも社長役で出ています。