落ち目のアクション俳優、整形手術で見た目を黒人にしたなりきり役者、オナラばかりのB級映画で主役を張る麻薬中毒コメディアン。個性派ぞろいの3人がベトナム戦争を題材にした映画に出るが、演技について意見が合わず、公開前から駄作と批評される。しかも映画会社から撮影打ち切りの話まで出る始末。そこで、監督は原作者、爆破担当を連れ、本物のジャングルへ。しかしそこは麻薬組織が…。
冒頭からトレーラー風のギャグで笑わせてくれる(ロバート・ダウニーとトビー・マグワイアは最高w)下ネタやブラックジョークも連発だが、映画好きをニヤリとさせる脚本のおかげで、退屈せずに見ていられる。前半までは…(ドライビングmissデイジーの件は不覚にも笑ってしまった私)
ジャングルに到着してから初っ端監督のあのシーン(かなり笑ったw)で中盤も期待させるが、中だるみが続き出尽くした感のある余韻だけが残る。映画の勾配をつけるために途中休むのはわかるがジャック・ブラックだけがカラ元気であたり構わず暴れまわり、またかと思ってしまう。クスりと笑うところはあるものの、ロバート・ダウニーJrと黒人の駆け引きを見るとお互いの主張が強すぎて笑いの方向が定まらない。黒人ネタやジャック・ブラックの下ネタなど国の文化で面白く感じられるかどうかが映画を楽しめる分かれ目。私にはやや?だった。
それでも映画自体はそれなりに楽しめたし、ゲスト出演ともいえる脇役がよかった。トム・クルーズはオースティン〜で免疫があるので、別にな印象だったが、エージェント役のマシュー・マコノヒーはキャラにないハッチャケぶり。子供と最後に映るシーンはかなり笑った。その他にも、ジョン・ボイトやJ・L・フューイット、アリシア・シルバーストーンなど既に過去(ジョン・ボイト以外)の人になりつつある方々も悲しいかな発見を楽しませてくれる。
後半などやや破綻しかけの脚本ではあるが、レンタルならば十分に楽しめる。トムが踊る最後までじっくりと107分満喫しよう。