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トロイアの歌―ギリシア神話物語
 
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トロイアの歌―ギリシア神話物語 [単行本]

コリーン マクロウ , Colleen McCullough , 高瀬 素子
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容説明

The tragic and terrible drama of the war between Greeks and Trojans, the long siege of Troy, and the impact of one woman's beauty on the fate of two nations, is played out again in this dazzling novel based on Homer's ILIAD. Meet enchanting Helen, who we first encounter as a spoiled teenager and whose passion for the handsome, reckless Paris leads to the betrayal of her husband, King Menelaus, and the fall of the House of Troy. Powerful King Agamemnon with his terrifyingly ambitious wife Klytemnestra and his soothsaying mistress Kassandra. Odysseus, doomed to wander the Aegean for twenty long years; brave Achilles, who is haunted by the mad shade of his mother; the heroes Hektor and Ajax, and many more. --このテキストは、 ペーパーバック 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

ギリシアの絶世の美女ヘレネを誘惑し、連れさったのは、トロイア王子パリスだった。これを機に、ギリシアはトロイアに戦いを挑み、戦争の口火は切られた。ひとりの若者の無謀な恋の逃避行が世界を揺るがす事件に発展したのだ。はたしてそれは、死すべき運命の人間を翻弄する神々の仕業だったのだろうか?生も死も、愛も憎しみも、すべてが定められているとしたら…神々の国、古代ギリシアにくり広げられる壮大な「人間ドラマ」。

登録情報

  • 単行本: 523ページ
  • 出版社: 日本放送出版協会 (2000/04)
  • ISBN-10: 4140805056
  • ISBN-13: 978-4140805053
  • 発売日: 2000/04
  • 商品の寸法: 19.2 x 14.8 x 3.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 805,157位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
新鮮な現代版 2000/11/6
By カスタマー
形式:単行本
イーリアス,オデッセウス,トロイ戦記をよんだ方でも,もう一回読んで損はない. 著者の視点,現在の目で書かれた新たな物語. 特に各段を一人に語らせる手法は斬新, 各段毎の系図も親切.
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By monteverita VINE™ メンバー
形式:ペーパーバック
邦訳版を図書館で借りて読み、その面白さにすっかり魅了されましたが、すでに絶版ということで入手困難につき、原著を購入しました。
約3000年前という時代設定のせいか古風な単語と言い回しが頻繁に使われていますが、物語の基調はあくまで現代的なので、それが独特のリズムになっていて、語り口に惹き込まれます。例えば、
"Godless Odysseus who was yet beloved of the Gods. Mortal paradox, knave and King rolled in one."

世に知られた神話の定説を、敢えて神々を登場させず、非常に個性的で魅力ある登場人物たちを配した作者独自の解釈で創作・編成してあり、「あの事件にはこんな裏があったのでは?」という小説ならではの面白さが十二分に味わえます。
数ある翻案作品の中でも突出した完成度。
さすがに自ら『イリアス』(=イリオン(トロイ)の歌=The Song of Troy)と冠するだけのことはあります。
ただ、ギリシア側に較べてトロイア側の人物描写がかなりシビアなので、そちらに思い入れのある向きには、ちょっと微妙なものがあるかもしれません。

追記(2005.5.5)
その後、マーケットプレイスで邦訳『トロイアの歌』を入手しましたが、再読し、改めて邦訳と原著は別の物だという感を強くしました。
あくまでも私の個人的な好みですが、やはりこの作品に関しては、原著をお薦めしたいと思います。

このレビューは参考になりましたか?
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By tupichan-wilbury VINE™ メンバー
形式:単行本
 ホメロス、イリアス、オデッセイア…。誰もがその名を一度は聞いた事のある名前でも、実際に読んだことのある人は少ないと思います。それは難しい口語体で書かれていることにもよりますが、この『トロイアの歌』は現代人が読みやすく、主人公であるアキレウスやオデッセウス以外の登場人物にも語らせる、この物語では今までにない斬新な手法をとっています。しかもこの1冊で二大叙事詩が味わえるのです。

 学者たちの世界ではこの叙事詩はホメロス一人によって書かれたものではなく、数十年からの時を隔てたか、まったく違う作者(たち)によるものだという説まであります。確かに岩波から出版されているこの作品群を読むと、文体や語り口がまったく異なり、そう唱える学者があっても不思議ではありま!せん。それがこの作品ではコリーン・マクロウが新たに書き直しているので、そう言った違和感もなく、これらが一続きの物語であることが読み手に何の違和感も与えないのです。
 私の場合、これを読んでから岩波を読みましたが、難しい表現でも「ここはこうだったな」という具合に『トロイアの歌』を思い出しながら読み進める事が出来て、オリジナルとの違いを知る上でも非常に役に立ってくれました。

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