トレーディングで成功するには、
まず腕を磨くことが大事である。
つまり、基本的な市場の仕組みを理解し、
どのようなツールが存在するのかを
知っておくことである。それは言ってみれば
誰でも出来ることだ。
問題はそこから先で、いかに負けないかということである。
ここで言う負けないとは、相場に対してアゲンストの
ポジションを持たないということではない。
それは神様でない限りできない。
では、どういうことかというと、
負けている状態の自分であってもうまく
コントロールするということであり、
自分の弱さに自分がつぶされてしまわないということである。
いろいろなアドバイスが網羅されているが、
ポイントは一点に絞られると思う。
つまり、自分がやりたいことを決め、
それに邪魔になることは何かを探し、
邪魔になるものをどけるということを
周りの雑音を気にせずやりぬくことである。
ただ、ヘッジファンドの敏腕トレーダーをもってしても、
この境地にたどり着くのは容易ではない。
この本を読んで明日からの行動原理をガラリと
変えるようイメージできる人は少ないと思うが、
確実に読んでよかったと思える本である。