「楽々入門」という割にはとても充実した内容で、トレラン入門者だけでなく初級、中級者にもかなり参考になる本だと思います。写真も豊富で解説も詳細にされており、石川、田中、鏑木氏などのトレラン本の後に出版された事もあって、それらに足りなかった分を補ってあまりあるテクニカルな内容となっています。
ただ、トレイルでのマナーについてもう少し強く表現されてもいいかと思います。「できれば・・」「決してルールではありませんが・・」「あうんの呼吸で・・」という表現は、なかなかすべてのランナーには伝わりません。上記先達の方々が最近大会や講演等でルール・マナーについてはかなり細やかに指導、アドバイスされている感じがするので、トレイルランナーの増加と共にその問題がクローズアップされてきているのだと思います。
それはさておき、トレイルランニングに興味のある方、既に何年かされている方なら、一度手にとってみる価値のある一冊だと思います。