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トルコ狂乱 オスマン帝国崩壊とアタテュルクの戦争
 
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トルコ狂乱 オスマン帝国崩壊とアタテュルクの戦争 [ハードカバー]

トゥルグット・オザクマン , 新井政美 , 鈴木麻矢
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容紹介

トルコ史上空前の60万部を超える大ベストセラー世界初訳!
1918年、第一次世界大戦に敗れたオスマン帝国は列強の支配下となった。為政者たちは保身のため自ら国を差し出すかのように振る舞い、国内は混迷の極みに達する。その中、トルコ共和国建国の父、ムスタファ・ケマルは立ち上がり、卓抜した戦略と指導力、加えて国民自身の独立への熱狂的な渇望によって、内憂外患の言葉では足りないほどの絶望的情況を打破し、独立を勝ち取る。
トルコにて驚異的な売上げを誇る本書は、トルコの人々の「愛国心」がどのようなものかを示し、歴史小説の枠を超えて、現代、そして将来のトルコ共和国を理解するためにも不可欠の一書である。

内容(「BOOK」データベースより)

世界をほしいままにしようとした帝国列強、イギリス、ロイド・ジョージ首相の“傀儡”として、トルコに攻め込んだギリシャ。トルコ人の視点は近代史を新たに照らし出す。独立を勝ち取るまでの壮絶なトルコ‐ギリシャ戦争を活写した長編歴史小説。

登録情報

  • ハードカバー: 880ページ
  • 出版社: 三一書房 (2008/7/25)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4380082040
  • ISBN-13: 978-4380082047
  • 発売日: 2008/7/25
  • 商品の寸法: 21.4 x 15.8 x 6.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 527,122位 (本のベストセラーを見る)
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形式:ハードカバー
久々に素晴らしい本に出会った。単にトルコを知ることだけでなく、我々が生きている世界の国々とのかかわり、民族行為の発揚への理解を深めるにも格好の著作だ。訳も見事に読みやすい。
トルコのあるアナトリア半島は3千年前のイーリアス以来、西洋世界にとっては主として脅威としての、様々な影響を西洋世界に及ぼしてきた。ルネッサンス以降の西洋における科学文明とその進歩に基づいた宗教観、世界観の変化、啓蒙主義の登場に対応する力を発展させられなかったイスラム世界はオスマントルコにおいて大きな矛盾を露呈した。それはオスマン帝国の凋落、ひいてはその指導者層の堕落によって国そのものを殆ど失うという危機として現われた。西欧列強はこのトルコの危機を十字軍以来少なくとも千年は続いた「トルコ問題」の解消時期と捉えて狂喜した。この策謀の中心となったロイド・ジョージ、海戦を指揮して敗れたチャーチルはごく現代の存在だ。サリード教授が摘出した西洋の「オリエンタリズム思想」と同根の思いは現在もある。
かつては栄光に包まれた国が分裂して列強の四面楚歌に囲まれながらも、アタチュルクという指導者に恵まれ、彼と同じ熱い思いを持つ人々の献身によって偉大な歴史が作り込まれた一部始終をここに知ることができる。大部な本だがほんの数日で一気に読める。面白い。決して飽きさせない、という以上のものだ。
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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:ハードカバー
トルコで空前の大ベストセラーとなった本、ということを知っていたので、邦訳されたことが非常に嬉しかったです。翻訳者の鈴木麻矢さんと、この本の出版を決断してくださった三一書房さんに、まずお礼申し上げます。

日本人の感覚からすると非常に分厚い本ですが、みなさんもレビューで書かれているように一気に読めます(わたしは1週間で読みました)。トルコ共和国が成るか成らないか、帝国主義に打ち勝つかどうか、という共和国成立過程における非常に重要な局面を描いており、結果を知ってはいても「先が知りたい」というはやる気持ちを抑えきれずに最後まで読み通した感じです。

そして、これまで読んできたトルコ共和国成立過程を描いた本のなかで、一番“トルコ国民”が見えてきた本でした。アタチュルクという、至上希有なリーダーの指導力、改革力は周知の通りですが、この本を読むと、この偉業をなし得たのが彼をはじめとするリーダーたちだけでなく、“トルコ国民”であったことが伺い知れます。この本の感想は、わたしのブログにも書いたので、もしご興味があればご一読ください。
 http://freebirdinturkey.blogspot.com/2008/08/su-cilgin-turkler.html

なお、翻訳についてのご指摘ですが、個人的には非常にうまいと思います。おそらく、読まれて「おやっ?」と思われるのは翻訳のまずさではなく、誤植(本の制作過程での入力ミス、校正ミス)のことでしょう。確かに、一般的な本に比べ誤植はちょっと多く残念ではありましたが、それはこの本の価値を貶めてはいないと思います。

膨大な記録など、事実に基づいて書かれた本ですが、歴史書ではなく小説ですので、読みやすさは格別です。
ひとりのトルコ好きな人間として、多くの人に読んでいただき、トルコという国に興味を持ってもらえればと思います。
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形式:ハードカバー
現代のイスラム圏の諸国の中でトルコはツアーも多く、我が国では比較的なじみのある国です。
政教分離もハッキリしており、女性の活躍も目立ちます。
このような国風がどのような発端で形成されたのかと思いましたので本書を手にとりました。

いゃー、読み応えのある書物でございます。本文二段組み、八百ページ近くのボリュームです。
しかし内容は素晴らしい、
第一次世界大戦終了後にトルコ民族が西洋帝国主義諸国や国内の旧弊勢力との血みどろの戦いを通じ、
独立を勝ち取るさまが克明に描写されており、巻を置く間もなくいっきに読了いたしました。

西欧帝国主義の世界政策の実態もよくわかります。
イギリスの帝国主義者の悪辣さ・・・、チャーチル、ロイド・ジョージの実像も明快にわかります。
現代における民族の自立、独立の国家についても考えさせられる書物です。

翻訳につきましては、戦闘戦術用語に初歩的な間違いがありますが、まぁ許せます。
地図に欠陥があり本文の戦闘文章とあまり連動しておりません。
読むにあたり詳細なトルコ地図を御用意されることをお勧めします。

翻訳された「鈴木麻矢」さんは1953年生まれの女性でございますが、この大部な書物を訳された御努力に敬意をはらいたいと存じます。たいへんお疲れ様でした。ありがとうございます。
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