子供たちがとても自然で、何度観てもあきない映画です。
フランスの真ん中にある、坂道の多い小さな町。軽快な音楽とともに坂道を元気いっぱい駆け下りて登校する小学生たち。映画の始まりです。
この子供たちを中心に町に住む人たちの「日常のエピソード」がうまくつながってまとまって行きます。親を助けてよくお手伝いをする子もいれば、とんでもないいたずらをしたり、異性に興味を持ったり、ごく普通の子供たちの毎日。
ある子供の家庭に問題が発覚。先生(ジャン=フランソワ・ステヴナン)が子供たちに語りかけるシーンが作品全体を引き締めます。「子供時代に苦しんだ者ほど生命力に恵まれる」「人生は愛し、愛されることだ」(こんなシーンもお説教っぽくならないのが監督の手腕です。)
ほとんどが演技経験のない小学生の夏休みを利用して、こんなに楽しくテンポの良い映画を作ったのはただ事ではありません。実に生き生きとした子供たち。(子供たちと話し合いながら即興の連続だったとのことですが・・・手際の良さはさすがです。)
最後に、音楽、挿入歌がとても印象的でした。
音楽:モーリス・ジョーベール 挿入歌:シャルル・トレネ <日曜日子どもは退屈>
※残念ながら特典映像などはありません。