アベルを失い、やっと自分の本当の気持ちに気づき、喪失の痛みを胸に騎士団や「世界の敵」に立ち向かうエステル。あいかわらず、騎士団は汚いですね(笑)でも、彼らの冷酷さの中にある茶目っ気が好きです。個人的にはわりと”魔術師”が好きですね。今回も出まくっていました。
後半部ではエステルとメアリが姉妹として和解・決別します。この場面がかなり泣けました。
それから恋愛要素がわりと多く含まれているのがこの作品の特徴かもしれません。よーく考えてみたら、「え、いいの?」という場面もあるのです。これから読む人のため詳しくは書きませんが、私は喜びました。(読んだ方はおわかりの決戦(?)の場面と最後の場面、で思わずガッツポーズをしてしまいました)作者が逝去されたため今後の関係がどのように変化するのかわかりません。それがかなり残念でした。
読みごたえたっぷりのトリニティ・ブラッド本編の最後の作品をどうぞ堪能してください。