Amazon.co.jp
TVシリーズ「トリック」と「トリック2」の間に製作された、堤幸彦監督の演出を緻密に研究していく作品。堤幸彦研究家である鬼頭理三が約2年のフィールドワークを経て発表したこのディスクに対して、堤監督は異議を申し立て、発行元に怒りの抗議状を送りつけ、全商品の回収を求めた…という設定の、一種のメイキング作品。当時撮影中だった
『トリック2』のロケ現場風景も見られる。
鬼頭が生徒たちに講義する形で堤演出研究の成果が発表されるが、その内容も「撮影用語の基礎知識」から「堤作品の演出基礎解析」「条件の悪いロケ場所での撮影方法」「堤幸彦がロケ・セットにこだわる理由」「堤幸彦がシンメトリーの構図を多用する理由」など、さまざまな角度からアプローチがされている。真面目なのかふざけて作ったのか分からない作品ではあるものの、撮影現場の様子を記録しただけのメイキング作品と違い、そのひとつひとつをしっかりと解析しているあたり、看板にいつわりなし。演出姿勢は充分に真面目である。(斉藤守彦)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
大ヒットを記録したTV朝日系ドラマ「トリック」の続編が、新春から放映されることに。第1弾に続いて仲間由紀恵や阿部寛らが出演し奇術めいた事件を解決していくが、その放映に先駆けて、堤幸彦の演出を主軸にしたメイキング映像集が早くも登場する。