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飲んでしまったことから運命が狂い、・・・という悲恋物語。
密会しては見つかり、そのたびに追放されたり或いは潔白の証をたてたりと
いう物語が続く。ヨーロッパの文芸に大きな影響を与えた必読の書。
訳文も読みやすい。
トリスタンは他にもいろんな方の本で登場しているので読み比べるとずいぶん印象が違うのですが、この本のトリスタンはただイズーへの愛に一途で溺れるという言葉にぴったりな騎士です。思い詰めすぎてこの人には心休まる時はなかったのだろうかと思わずにはいられません。どのトリスタンも辿る運命は一緒なのですが、この本のトリスタンは全体通して孤独です。しかし最後の一行が深いんですね。孤独であっても独りで生きていた訳じゃなかった、そう思いたいです。
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