パラマウントは当初HD−DVD陣営であり、本作もBDでは発売されなかった。これに怒ったのが消費者、だけじゃなくってM・ベイ監督本人。何としてもブルーレイで出せ!と闘ったことは有名だ。その甲斐あって(というかHD−DVDが自発的ご臨終)ようやく陽の目を観た本パッケージは、やっぱり凄かった。そもそも、パラマウントはBDでは後発なのに、特典映像HD率が高い。ワーナーは作品数こそ多いが、SD収録の特典が多いので、余計にその差が目立つ。本作も堂々のオールHD収録であり、DVD2枚組を遥かに凌駕する激烈画質で魅せてくれる。内容はDVDと変わらないが、高精度の画質と、地鳴りのような音響が最高だ。買い替えに迷っている方がいれば「とにかく購入してみなさい」というアドバイスになる。自分はDVDは車用にした。M・ベイとR・エメリッヒはド派手な作風が特徴だが、本作の目玉となるラストのバトルシーンは、LAダウンタウンのド真ん中を走るブロードウェイを完全に遮断して撮影しており、さすが面目躍如といったところだろう。東京でいえば新宿界隈の靖国通りを完全に封鎖して撮影するようなものだからね。これ。面白さはここで特に解説する必要もない「保証付き」作品なので、HD環境があるご家庭には「一家に一枚」的価値がある作品です。星5つ。