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トランスクリティーク ― カントとマルクス
 
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トランスクリティーク ― カントとマルクス [単行本]

柄谷 行人
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

 「群像」連載時の原稿をほぼ全面的に改稿し、大幅加筆。本書は主にカント論とマルクス論によって構成される。著者は、カント哲学における超越論的統覚Xを、マルクス論において、貨幣の問題として読みなおしつつ、カント哲学のアンチノミー問題を、「貨幣は存在する」「貨幣は存在しない」という命題に変更することで、現行貨幣と対比されるLETSの非資本主義的特性を明らかにしている。  本書における最大の成果の一つは、単に資本主義の構造を明確に示したことだけにあるのではなく、資本主義がネーションや国家との結合において存続する資本主義=ネーション=ステートをいう三位一体構造として存在することを指摘しつつ、それら三項が互いに還元されない独自の交換原理に自らの存在基盤を有していることを、初めて明らかにしたことにある。それは資本と国家への対抗運動を開始する著者自身の決意のなかで見出されたものであることを付け加えておく。

内容(「BOOK」データベースより)

カントからマルクスを読み、マルクスからカントを読む。移動と視差による批評(トランスクリティーク)によって、社会主義の倫理的=経済的基礎を解明し、資本=ネーション=ステートを超えた社会への実践を構想する。英語版に基づいて改訂した著者の主著の決定版。 --このテキストは、 文庫 版に関連付けられています。

内容(「MARC」データベースより)

倫理性と政治経済学の領域の間、カント的批判とマルクス的批判の間のtranscoding、つまり、カントからマルクスを読み、マルクスからカントを読む企て。『群像』連載をもとに編集。

出版社からのコメント

柄谷行人氏から
『トランスクリティーク』は、私にとって特別な著作である。何よりも、最も大部である。私は実際の執筆に十年を費やし、改稿につぐ改稿を重ねた。しかも、本書は、四十年間の私の思考を綜合するものである。結論として、私はついに「希望」を見出した。私ははじめて、自分が完全に満足できる本を出せるという気がしている。そして、本書は、私が友人たちと一緒に始めた生産協同組合である、批評空間社から出版される。さらに、アメリカで本書の英語版がまもなく出版されるということも付け加えるべきだろう。私にとって特別な意味をもつこの本が、読者の皆さんにとってもそうであることを願ってやまない。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

柄谷 行人
1941年生まれ。思想家。現在、近畿大学教授、コロンビア大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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