まず読み始めて違和感を感じたのは、今までに比べて話の流れが速いということです。
内容的に物語に重要な話でもコマを詰め込んで終わらせています。
主役の一人のメイドさんの事情も4巻までは彼女の力では抗えない状態でしたが
この巻ではギャグまじりの展開で問題を解決してしまいます。
4巻までの彼女の苦悩はどこに?という感じです。
これでは親父さんよりも彼女のほうが悪人に感じてしまいます。
制服少女のすずさんが抱えていた問題もなんなく解決してしまいます。
すずさんの親父さん普通以上に良い親父さんなのに、なぜすずさんは過去にあれほどグレたのか疑問です。
女の子のわがままと考えれば良いのかもしれませんが、それなりに大きい伏線でしたので?と思いました。
我慢できないのは、かがみちゃんのイメージが豹変していたことです。
他のモブキャラさんもイメージが4巻のころよりもぶれていますと感じました。
いろいろな事情で5巻で完結させなければいけないという制約はあると思いますが
作者さん自身が産み出したキャラの個性は最後まで維持してほしいと感じました。
産みの親である作者さんに個性をあいまいにされるキャラさんがかわいそうです。
苦言となりますが、作者さんはキャラに重い過去がある設定をいたしましても、
これを生かせていない感じがします。
基本的なストーリーと絵柄はとても良いので次回作を楽しみにしています。