青木ハヤト「トラウマ量子結晶」2巻。
大人になる内にあまり興味を示さなくなる少年系バトル漫画、
その要素をたっぷりと詰め込みつつ、パロディーの匂いもふんだんに取り入れて
そういう作品から卒業した人もまた懐かしく楽しめるような作品に仕上がっています。
加えて基本的なコメディーセンスが高く
時折挿入される威力の高いギャグ
気軽に読める雰囲気
お手軽なスピード感、とタイトルの割にはサクッと読める手ごろな良作に仕上がっていると感じました。
元々ダメ人間たちの集まりな分
こと戦いになると格好良い一面を見せる、そのギャップも面白い。
所謂昔の特撮的な、途中まで日常パートで後半からは真面目にバトル、という形が基本なので
昔からヒーロー作品を読んできた方なら馴染める作りになっていると思います。
今後パロディ的な戦いの連鎖が益々度を上げて続くようなので
こういうシーンが次は来るんだろうな、と
想像して楽しむのも面白い漫画です。ヒロインとのデレシーンこそあまりありませんけど
基本的なヒロイン力は高いのでそっち目当てでも是非、という感じで。
バトル描写、コメディー描写共に徹底して水準が高いので、どっちを望むにしても是非、という所です。