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トヨタ プロダクションシステム―その理論と体系
 
 

トヨタ プロダクションシステム―その理論と体系 [単行本]

門田 安弘
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

トヨタ研究の金字塔!



日本の製造業の国際競争力は,その生産プロセスの実力にある。それを導いてきたのが「トヨタ生産方式」であり、同方式は日本型経営システムの典型として世界に発信されてきた。本書では,トヨタ式の生産管理システムの全体的な姿や競争力を,生産管理論のアカデミックな理論を背景に理論的に解明し,かつ体系化して説明する。

内容(「BOOK」データベースより)

日本の製造業の国際競争力は、その生産プロセスの実力にあり、それを導いてきたのが「トヨタ生産方式」である。本書では、トヨタ式の生産管理システムの全体的な姿や競争力を理論的に解明し、かつ体系化して説明する。

内容(「MARC」データベースより)

日本の製造業の国際競争力は生産プロセスの実力にあり、それを導いてきたのが「トヨタ生産方式」である。世界最強の生産管理システムの全体的な姿や競争力を理論的に解明し、かつ体系化して説明する、トヨタ研究の金字塔。

出版社からのコメント

日本の製造業の国際競争力の源泉は、なんといっても生産プロセスの実力にある。その代表が「トヨタ生産方式」である。日本型経営システムの典型とされるこの方式を、トヨタは不断に進化させてきた。その結果、抜群の国際競争力を維持し、いまも毎年のように過去最高利益を更新している。2006年にはGMを抜き生産台数世界一を達成する可能性も強まってきた。本書は、このトヨタ生産方式の全貌を理論的に解明し、明確に体系化して紹介するもの。トヨタの好業績が続いているため、比較的軽めのトヨタ関連ハウツー書が数多く刊行されているが、本書はそれらとは一線を画す本格的な分析の書で、類書はほとんど存在しない。とはいえガチガチの専門研究ではなく、トヨタ生産方式を、基本から最新システムに至るまで実践的に適用可能な形で提示している。このような進化したシステムを説いたトヨタ生産方式の本は皆無である。

本書は1983年に「日経・経済図書文化賞」を受賞したToyota ProductionSystemの最新全面改訂版でもあり、内容のクオリティは非常に高い。

著者からのコメント

本書の特筆すべき点は,「第IV部 人間化の生産方式」の5つの章にある。従来ともすればトヨタ生産方式に欠けていると批判されていた「人間性尊重」の観点が,90年代以降の新しいトヨタ生産方式ではどのように取り入れられてきたか,またどのように発展すべきかについて,詳論した。

人口減に遭遇した日本が,今後深刻な労働力不足に直面することは目に見えている。このような事態に日本人が対応していくには,われわれ1人ひとりの人的生産性の向上を図るしかない。それはメーカーのみならず,サービス業でも,また若年者のみならず熟年者が,さらに男性のみならず女性が,ともに人的生産性を向上させ,人的価値を高めていける道を追求することである。「人間化の生産方式」はこの問題に挑戦するものである。
トヨタ生産方式は,人間性を尊重しながら人々を動機付け,労働生産性を高める「プロセス・マネジメント」(広い意味での仕事のやり方)のイノベーションにほかならない。

カバーの折り返し

過去最高益の毎年のように更新し、ついに世界一へと王手を掛けたトヨタ。その強さの根底を支える「トヨタ生産方式」の全貌を理論的に体系づけたのが本書である。かんばん方式、改善、JIT、自働化等々の基本概念から、最新コンピュータシステムに至るまでを詳細に解明する。

著者について

門田安弘(もんでん・やすひろ)

目白大学教授・経営学部長。筑波大学名誉教授・学術博士(筑波大学)。

門田経営会計研究所理事長。専門分野は,生産管理論,管理会計論,経営財務論,企業経済学。

関西学院大学経済学部卒業,神戸大学大学院経営学研究科修了。愛知大学法経学部講師,大阪府立大学経済学部助教授を経て,筑波大学社会工学系教授(1983~2004年)。この間,ミシガン大学客員研究員,ニューヨーク州立大学バファロー校客員准教授,カリフォルニア州立大学客員教授,ストックホルム経済大学客員教授を歴任。JICAの派遣専門家としてシンガポールでトヨタ生産方式を技術指導(1987年),JICAの派遣専門家としてタイ王国で戦略的コスト管理を技術指導(1998年),公認会計士試験第2次試験委員(2000~2003年)。
Production and Operations Management Society(POMS), director(1992-1994年)Management Accounting Section of the American Accounting Association,director(1986-1989年)

主要著書:

Toyota Production System, 1st edition, Industrial Engineering and Management Press, 1983.(第27回「日経・経済図書文化賞」受賞)

Toyota Production System, 3rd edition, Engineering & Management Press, 1998.

Japanese Management Accounting, Productivity Press 1989.

Cost Reduction System: Target Costing and Kaizen Costing, Productivity Press, 1996.

Japanese Cost Management, Imperial College Press, 2000.

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

門田 安弘
目白大学教授・経営学部長。筑波大学名誉教授・学術博士(筑波大学)。門田経営会計研究所理事長。専門分野は、生産管理論、管理会計論、経営財務論、企業経済学。関西学院大学経済学部卒業、神戸大学大学院経営学研究科修了。愛知大学法経学部講師、大阪府立大学経済学部助教授を経て、筑波大学社会工学系教授(1983~2004年)。この間、ミシガン大学客員研究員、ニューヨーク州立大学バファロー校客員准教授、カリフォルニア州立大学客員教授、ストックホルム経済大学客員教授を歴任。JICAの派遣専門家としてシンガポールでトヨタ生産方式を技術指導(1987年)、JICAの派遣専門家としてタイ王国で戦略的コスト管理を技術指導(1998年)、公認会計士試験第2次試験委員(2000~2003年)。Production and Operations Management Society(POMS),director(1992‐1994年)。Management Accounting Section of the American Accounting Association,director(1986‐1989年)。著書に、Toyota Production System,1st edition,Industrial Engineering and Management Press,1983.(第27回「日経・経済図書文化賞」受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

抜粋

原著刊行に寄せて

元・トヨタ自動車株式会社副社長

大野 耐一

トヨタ生産方式と私どもが呼んでいる技術は,第2次大戦後,資金も優れた設備もないなかで,西洋の先進諸国の自動車産業に追いつくために,私どもがあらゆる努力を尽くして産み出したものです。
とりわけ,私どもの最も重要な目的のひとつは,生産性向上とコスト削減でした。この目的を達成するために,私どもは工場におけるあらゆる種類のムダな働きを除去するという考えを強調しました。私どものアプローチは,生産活動におけるさまざまな「ムダ」の原因をひとつひとつ探し当て,その解決法を試行錯誤しながら工夫するというものでした。
ジャストインタイム生産の手段としてのかんばんの技法や,生産平準化や自働化などのアイデアや方法も,すべて,生産現場サイドでの試行錯誤から創造したものばかりです。
それ故,トヨタ生産方式はトヨタの工場における実務から生み出されたものであり,理論的な分析よりは,実際の効果や実務,実践を重視するという強い特徴を持っています。
しかしながら,この度,門田教授が米国での研究と教育の経験をよく生かされて,本書を著されました。それ故,門田教授がわれわれの実務を学術的な観点からどのように理論化されたか,またそれを海外の人々にどのように説明されたかについて,私どもも大いに関心を抱いています。同時に,私どもも本書を読み,私ども自身の今後の発展のために勉強したいと思っています。歴史上,生産性の問題が今日ほど議論の的になったことはありません。もはや,それはひとり経済問題であるにとどまらず,今や貿易摩擦という形で深刻な政治問題ともなっています。そのような時に,私どもの作ったトヨタ生産方式が米国の生産性の問題にとってお役に立つことがあれば,とてもうれしく思います。
もっとも,私どもはこのジャストインタイム方式が,ビジネス風土や労使関係やその他多くの社会制度が日本と異なる諸外国でいったい適用できるのかどうかについて,いささかの疑念を抱いてはいます。だが,企業やそこで働く人々の最終目的は,どの国でも大差はないものと固く信じています。したがって,本書を参考にされ,また別の有効な米国式生産方式が開発されますことを望み,かつ期待しています。

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