トヨタマンだった筆者が、トヨタに在籍しなければ分からないいろいろなことをストレートに書いていて、実にためになる素晴らしい本だと言える。
1.問題解決手法が具体的に書かれている。トヨタマンがどのような思考過程で問題を解決しているかが分かった。これはすぐに活用できる。
2.豊田喜一郎のDNAが、現在のトヨタを形作っていることが詳しく解説してある。
3.筆者のトヨタでの「なぜ?なぜ?・・・」という物事の本質を極めようという習慣が「楽譜の読み方」にまで波及していることが非常に興味深かった。筆者のこの方法でなら楽譜とピアノの鍵盤が簡単に結びつく。私もピアノを始めてみることにする。
4.トヨタがトヨタ社員に初めて創意工夫を呼びかけた文章は歴史的文章だ。
5.草創期のトヨタ購買部への豊田喜一郎からの戒め文章が素晴らしい。豊田喜一郎とは本当に純粋な人だったことが分かった。