皆さんの会社の現場では、
たとえば、次のような疑問に答えられるでしょうか?
○世の中には、『まとめて作れば、安くなる
(量産効果)』という考え方が浸透しています。
その一方で、「小ロット多回生産
(細かく作って、在庫を持たない)」を徹底している
トヨタ生産方式を導入している会社がすばらしいとされ、
多くの会社が熱心に取り組んでいます。
これは、矛盾していないでしょうか。
○「まとめて作る」だけではありません。
多くの会社では、営業は「まとめて売ろう」とし、
購買は「まとめて買おう」としています。
はたして、本当に「まとめて売る」と儲かるのでしょうか?
「まとめて買う」と儲かるのでしょうか?
こうした「常識」の中で、抜け落ちている概念があります。
それは「時間」です。
「まとめて作ったほうが安くなる」からといって、
例えば1万個の製造ラインを100万個にするでしょうか?
仮に100万個を作っても、必要なのは1万個だけ。
残りの99万個は「在庫」として眠り続けます。
こうした「在庫」は、従来の管理会計論では
損失として扱われません。
ですが企業の利益を考えると、
こうした「お金を稼ぐべきもの(在庫)」が、
何もせずに眠ること自体が損失ではないでしょうか。
本書は、その矛盾を解消する、全く新しい管理会計論です。
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