2006年で生誕40周年を迎えた、トヨタ カローラ。
パブリカの教訓を得て常に先を行くのみならず、一環とはいえMT&ATのフロアシフトの採用やDOHC(=ツインカム)エンジンの搭載したレビンの登場等は日本車史上に名を残す功績である。
この本は、開発者インタビューを交えながら歴代カローラを研究・分析している。一部に歴史に欠けた部分(フィールダーの先祖になるE70型・ワゴンの追加等)もあるが、たっぷり書き尽くされている。
本の体裁と価格は破格だが、コアなカーマニアにはたまらない研究本だろう。
『カローラ』の名が次期型で消えると言われているが、何があっても存続すべきである。これには、世界自動車史の名に残す40年の歴史と伝統がこもっているのだから・・・。