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247 人中、236人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
評価の難しい本,
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レビュー対象商品: トヨタの闇 (単行本)
本書を読んで感じたのは、トヨタのひどさというよりも「トヨタもやっぱり、普通の会社なんだな」ということ。おそらくそれなりの規模の企業に属したことのある人なら、本書で扱われるような「トヨタの闇」は、想定の範囲内のことであろう(もちろん、問題であることは事実だが)。 ただ、評価したいのは、著者がそこであえて、トヨタを悪者に仕立てようとの情報操作をあまりしていないことだ。 例えばリコール台数がダントツであることを糾弾する一方で、販売台数との比較ではむしろリコール率が低いなどのデータもちゃんと提示する(批判的にではあるが)。 また、トヨタ自身が労務環境の改善に動いているということについても触れている。 その気になれば、このような情報は開示せず、一方的な批判本にすることもできたはずだ。 著者も書いているうちに迷いが生じたのか、後書きを読むと、本書がなんだかトヨタへのエールにすら思えてくる。 著者のマジメさゆえか、消化不良な一冊である。 本書を読んでむしろ暗澹たる思いになるのは、トヨタに気を使い報道を自粛するマスコミの姿勢。 ここにこそ、大きな問題があるような気がしてならない。
37 人中、36人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
広告費はペンより強し,
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レビュー対象商品: トヨタの闇 (単行本)
トヨタをスッパスッパ切っている視点、過労死などの実態を取り上げて批判している点は評価できると思う。「糊しろのない仕組み」であるカイゼン、Just in time の仕組みへの批判は的を射ていると思うし、ビジネススクールで取り上げられるこれらのトヨタの競争源に内在する問題点を指摘している点では意味がある。ただ、リコール率99%など、一部の数字は作為的に見せているのではないかと感じる部分はある。もちろん、トヨタ以外の自動車メーカーの数字もきちんと取り上げているのでよいのではあるが。。 何はともあれ、不祥事があっても他の企業は大きくとりあげられるが、トヨタにおいてはすべてのマスコミが過剰に取り扱うことを自粛することを公言してる点においては画期的な著書だと思う。 まさに、「広告費はペンより強し」ということだ。
139 人中、129人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
やっとでたか という感じ,
By すがきやらーめんみそかつ (名古屋市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: トヨタの闇 (単行本)
個人的にトヨタの社員を幾人か知っている立場からいうと、やっと出たかという印象。逆にいままでのトヨタヨイショ本や記事に、いつも違和感と、いつ本著のようなものがでるのかなと思っていました。正直トヨタほど社員とその家族を犠牲にする会社もないなと、仲の良い人たちが働くトヨタを見て思っていました。プチ北朝鮮というのも、言い得て妙です。トヨタは会社として付き合うには素晴らしいところです。いつも会社にいるし、会社のためだけに生きてる人が大勢いるので。同時に、自分の親しい人たちには一番就職してほしくない会社だとも長年思っていました。社員というよりは、軍隊とか宗教団体に入るようなもので、そこには個人の幸せとか、家族との時間とかは、考慮されたない世界なので。 日本の大企業は多かれ少なかれ、本著で述べるような問題点を抱えてますが、トヨタはそれが悪い意味で多い会社で、しかもヨイショ本氾濫や批判記事抑えなどで、隠されすぎてしまっています。 そういった意味で本著が世に出たのは価値あることだと思います。この本を読んで、トヨタの社員さんたちも、もう少し自分自身の幸せとか、家族との時間とかを考えるきっかけになればよいと思います 合掌
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