未曾有の経済不況の中で、新たな展開を見せている「外国人研修・技能実習制度」。
筆者は、この問題に全国でも先駆けて取り組んできた一人。
とくに、圧巻なのは、外国人研修生たちの「駆け込み寺」の役割を果たして、一人ひとりの
人権救済に取り組んできたエピソード。
帰国する外国人たちが筆者に残した、メーッセージが心に響きます。
さらに、本書が画期的なのは、中国やベトナムといった外国人労働者を派遣する国の、
派遣産業と、日本のブローカーたちの役割を克明に明るみにした点。
闇に隠されていた巧妙な制度悪用の実態が白日の下にさらされています。
これは、おどろきの連続です。
筆者の問題解決に向けた、ひたむきな努力から生まれたおすすめの良書。
外国人労働者、企業経営の視点からも必読の一冊です。