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トム・ゴードンに恋した少女
 
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トム・ゴードンに恋した少女 [単行本(ソフトカバー)]

スティーヴン キング , 池田 真紀子
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

世界には歯があり、油断していると噛みつかれる―。ボストン・レッドソックスのリリーフ・ピッチャー、トム・ゴードンに憧れる、少女トリシアは、9歳でそのことを学んだ。両親は離婚したばかりで、母と兄との3人暮らしだけれど、いがみ合ってばかりいる二人には、正直いって、うんざり。ある6月の朝、アパラチア自然遊歩道へと家族ピクニックに連れ出されるが、母と兄の毎度毎度の口論に辟易としていたトリシアは、尿意をもよおしてコースをはずれ、みんなとはぐれてしまう。広大な原野のなかに一人とり残された彼女を、薮蚊の猛攻、乏しくなる食料、夜の冷気、下痢、発熱といった災難が襲う。憧れのトム・ゴードンとの空想での会話だけを心の支えにして、知恵と気力をふりしぼって、原野からの脱出を試みようとするが…。9日間にわたる少女の決死の冒険を圧倒的なリアリティで描き、家族のあり方まで問う、少女サバイバル小説の名編。

内容(「MARC」データベースより)

ひとり原野の中にとり残された少女トリシア。過酷な自然に立ち向かっていく九歳の少女の勇姿を描き、「スタンド・バイ・ミー」以来の感動を呼ぶ少女冒険譚。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 276ページ
  • 出版社: 新潮社 (2002/8/30)
  • ISBN-10: 4105019090
  • ISBN-13: 978-4105019099
  • 発売日: 2002/8/30
  • 商品の寸法: 19 x 12.4 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (20件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 273,256位 (本のベストセラーを見る)
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 単純な話なのに、めっちゃ面白いっ!, 2008/1/1
By 
東の風 (埼玉県幸手市) - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)    (トップ100レビュアー)   
 六月初めの土曜日、メイン州西部のアパラチア自然遊歩道の道から外れた9歳の少女トリシアが迷子になって、森の奥深くへと入り込んでいく話。虫の群れに襲われたり、飢えと喉の渇きに苦しむトリシアが、必死のサバイバルを繰り広げるってそれだけの話なんだけれど、いつの間にかこの、恐怖に襟首を捕まれながらも決して絶望しない主人公の少女に、強く共感を覚えていました。
 最初は不安と怯えから泣くことの多かったトリシアが、孤独なサバイバルの時を過ごすうちに、精神的に次第にタフになっていくところ。リュックサックに入っていたラジオで、ひいきの野球チーム、ボストン・レッドソックスの試合の実況解説に耳を傾け、彼らの戦いぶりに励まされるところ。レッドソックスのリリーフピッチャー、トム・ゴードンの姿をトリシアが心の中に創り出し、彼と対話をしながら、前へ、前へとひたすら歩いていくところ。そうした描写の積み重ねがあるからこそ、終盤の緊迫感とラストの感動が胸に迫ってくるんだろうなあ。
 生き生きとした訳文が素晴らしかった! 翻訳の名手、浅倉久志の訳文を彷彿させる、自然で、頭にすっと入ってくる日本語の文章。芯の強い、大人びた少女(サイン入りのレッドソックスの野球帽をかぶり、ジーンズをはいた)の姿が、瞼に浮かぶようでしたね。映画『ペーパー・ムーン』に出てきたテイタム・オニール(9歳の孤児アディを演じてた)をイメージしながら、「ヤー、ベイビー。あきらめんなよ、トリシア」と声援を送りながら、読んでいきましたよ。
 読み終えた後味は清々しく、心地よかったです。人差し指を天井に向けて、「やったね!」と、ガッツポーズしたくなりました。
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12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 脱帽。, 2004/8/30
By 
33 - レビューをすべて見る
(VINEメンバー)   
レビュー対象商品: トム・ゴードンに恋した少女 (単行本(ソフトカバー))
翻訳者である池田真紀子さんがあとがきでも書いてらっしゃるが
「どうして普通の9歳の女の子が山で遭難する話がこんなに面白いんだろう」という疑問につきると思います、この本は。

私はキング初心者でむしろ訳者の名前(「トレインスポッティング」や「ファイト・クラブ」の訳は圧巻です)でこの本に手を伸ばした類の人間ですが

後にキングの他の作品を読むようになって
この本は「スタンド・バイ・ミー」や「ゴールデン・ボーイ」と並んですごくいいキング入門本だなと思いました。
是非友人たちに勧めたい本です。
星は5つで文句なし。

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14 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ハラハラして、読み出したら止まりません。, 2007/8/20
元々ホラーが苦手で、Sキングと言えばホラー小説というイメージがあり、映画は見ても本は読んだ事が無かったのですが、この本は9歳の少女のサバイバル物語で、ホラーでは無かったので、安心して読めました。
極限状態に陥った時の人間の行動は、その人柄人格が如実に出ると思うので、主人公のトリシアの勇気には感動しました。森でのサバイバルの様子に凄くリアリティがあります。
物語に引き込まれると、本が閉じられなくなりました。
大人から子供まで幅広い層にお勧めの本です。
久しぶりに熱中出来た本に出会えて、著者の他の作品にもトライしてみようかと思います。
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