モノポリーは完成度の高いゲームなので、ボードや駒のデザインを変えることしか手の加えようがないと思っていたが意外な形で大変身。従来のような双六タイプではなく、ソロプレイも出来る。直径15センチ、厚み4.5センチというお洒落な円形プラスチックケースに11個のサイコロ、スコアシート、ボードが入っている。ケース自体がサイコロを振る場になる。サイコロには数字ではなく鉄道会社や電気会社の絵になっていて、振って出た絵を円形ボード上の同じ絵のマスへのせて資産を増やしていく。同色のマス目を占有すれば家を建てる駒も振れる。1プレイで何回振っても良いが刑務所の目が3つ合計で3つ揃うとその回に貯めた財産は0になってしまうので損得の駆け引きが重要でスリルがある。先に資産を15000ポンド貯めたプレーヤーが勝ちとなる。持ち運びが便利でプレイする際も小スペースで出来るので、旅行先で遊ぶのにも最適だろう。従来のモノポリーでは家やホテルを建てて、そこへ進入した他プレーヤーから代金を取るのが醍醐味のひとつだったが、今回はそれがない。人生ゲームでいう復讐や他プレーヤーへの妨害が面白いのだが、一人で黙々とプレイすることになる。逆に恨みをかうこともないので精神的には健全だろう。
スコアシートはメモ帳のように使いきりタイプなのでオプションとして別売して欲しい。