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トトロの住む家 増補改訂版
 
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トトロの住む家 増補改訂版 [単行本]

宮崎 駿
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

宮崎駿監督が、塚森の主“トトロ”が喜んで住みそうな「懐かしい家」を訪ね歩いて、昭和30年代の面影を残す家と風景を、絵と文で綴った『トトロの住む家』。2010年7月に完成した宮崎監督デザインの公園「Aさんの庭」のイメージボード5枚とともに新たな写真、インタビューも収録した、増補改訂版。

内容(「BOOK」データベースより)

トトロが喜んで住みそうな懐かしい家。昭和三十年代の面影を残す家と風景へ。

登録情報

  • 単行本: 96ページ
  • 出版社: 岩波書店; 増補改訂版 (2011/1/29)
  • ISBN-10: 4000257978
  • ISBN-13: 978-4000257978
  • 発売日: 2011/1/29
  • 商品の寸法: 21 x 19 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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トトロが住みそうな懐かしい家を宮崎駿監督が訪問した記録の増補改訂版です。
Kさん、Mさん、Oさん、Yさんらのお宅に入り込み、
イラストや写真とともに昭和初期の面影の残る住まいの魅力について語ります。
不審火にあったKさんの住居が新しく「Aさんの庭」(トイレ兼防災倉庫、東京都杉並区)
として開園するまでの経緯が新しく加わっています。
「結局住みやすさって、自分を語ることじゃないんですね。
大事なのは借景なんです」(87頁)と締めくくり、
あらゆる人に好感の持たれる風景の条件を自然さに求めています。
自然のにおい、とりわけ土の香りがする訪問記です。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
宮崎駿が散歩の途中等で外から見て惹かれた家を訪問し、家の中と庭の様子、そしてそこに住んだ(でいる)人達の来歴を語るもの。

紹介されている家は中央線沿線の中野から吉祥寺あたりの6軒。
いずれも昭和前半に建てられたものと思われる。古色蒼然としており、当然アルミサッシはない。いずれも庭があり、自然にも恵まれ、其々の個性をもって家と一体になって溶け込んでいるような感がする。

決して豪華ではないが、いずれの家もどことなく風情があるのは何故だろう。住む人の上品さ、良識といったものを感じさせるし、夫婦あるいは家族の毎日の堅実で平和な生活が目に浮かぶようである。

文中の宮崎の表現を借りれば、

“住まいとは、家屋と、庭の植物と、住まう人が、同じ時を持ちながら時間を造りあげる空間なのだ”

“良い家は、良い人を育てる。そして良い家は、見識がつくり、維持する”

“縁側のある暮らし、眺めるべき庭を持つ平安な日々への憧れは、根強く私たちの心に残っている”

“木漏れ日が好きなんです”

“どの木にも、どの草にも、まだ芽を出さぬものへも、すべてご主人との思い出が込められている”

“僕は、子供が育つには、光や暖かさだけでなく、闇や迷宮も要ると考えている”

宮崎の好奇心と繊細さに満ち溢れた文章に加え、宮崎のイラスト、和田久士の写真、そして住人提供の昔の写真も素晴らしい。

この本を読み、写真や絵を眺めると、本当に心身が休まり、心豊かになっていく気がする。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ladymarmalade トップ500レビュアー
20年前に出版された「トトロの住む家」の増補改訂版。本書は和田久士による光を見事に捉えた味わいのある写真と、何より宮崎駿のスケッチが素晴らしい。また、宮崎駿が訪れる中央線沿線の懐かしい、トトロが住みつきたくなるような家々の魅力が、宮崎駿の視点と主との対話によって浮き彫りにされるのだが、それは温故知新的な新たな視点を読者にもたらせてくれる。宮崎駿のトトロ的世界観がよりよく見られるような視点である。増補改訂版は、「Aさんの庭」のイメージボードや写真、新たなるインタビューなども掲載されているのだが、宮崎駿がランドスケープ・アーキテクトになっても相当、一流になったであろうことが分かる、素晴らしいコンセプトとデッサンである。本当の豊かさを考えさせられるような魅力溢れる本。
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