トップスクールで推薦または参照(教授による)される500冊のリスト、75冊のコメント(3−5行)、41冊の概要とポイント紹介(3−4ページ)の3部構成になっており、それぞれの推薦書に代表的な参照スクール名が紹介されている。
41冊に関しても3−4ページなので「読んだふり」まではいかないが、原著に効率的・効果的にチャレンジする前の「指南ガイド」としての位置づけとして読者側の労力を大幅に削減できるのは事実だろう。 特に、類書と違い、内容の抽象的な概略のみでなく、「本書の主なメッセージ」という形でポイントが箇条書きされているのは非常に便利。
前書きにも書いてあるが、本書全体のメッセージとしては「流行本100冊読むなら、バイブル1冊を繰り返し読め」ということ。確かに日々出版される裏づけの薄い同じようなタイトルの流行本よりは、長年に渡り多くのトップビジネススクールで参照される理由のあるバイブル書を精読したほうがいいに決まっていると思う。英語がうまくならない自分が新しい英語の本に賭けて買い続けるのと同様だが、腰を据えて浮気をせずに原点を攻略したい。