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トップ・レフト―都銀vs.米国投資銀行 (祥伝社文庫)
 
 

トップ・レフト―都銀vs.米国投資銀行 (祥伝社文庫) [文庫]

黒木 亮
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (18件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 750 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社 祥伝社 書籍出版部 保坂智宏

国際経済小説の大型新人として注目を浴びた衝撃のデビュー作 “欲望と失意が渦巻く国際金融ビジネス。じり貧の大手都銀ロンドン支店次長の今西に、巨大融資案件が持ちかけられた。資金の使途は日系自動車会社のイラン工場建設。日・欧・アラブの銀行団を率いてディール獲得を目指す今西の前に、かつての同僚で米国投資銀行龍花(たつはな)が立ちはだかる。そこに世界を揺るがす敵対的買収(TOB)が。栄光の主幹事(トップ・レフト)の座を射止めるのは誰か!?”
 2000年、国際的視野を持った経済小説分野の大型新人として注目を浴び、「喉の渇きを覚えながら、一気に読了した」と高杉良氏に激賞された、衝撃のデビュー作です。

 著者は1957年、北海道に生まれ、カイロ・アメリカン大学大学院(中東研究科)で修士号を取得、都市銀行に十四年間勤務の後、ロンドンの3銀行を経て、現在は総合商社英国現法プロジェクト金融部長。著書に『アジアの隼(はやぶさ)』(祥伝社刊)があります。


登録情報

  • 文庫: 494ページ
  • 出版社: 祥伝社 (2002/07)
  • ISBN-10: 4396330596
  • ISBN-13: 978-4396330590
  • 発売日: 2002/07
  • 商品の寸法: 15 x 10.4 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (18件のカスタマーレビュー)
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By スイート・サイエンス トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫
海外のシンジケート・ローン(国際協調融資)の現場を描いた快作だ。

主人公は元邦銀のメガバンクに勤務していたが、学閥に属していないことから冷遇され、現在は米国の巨大投資銀行に勤務する龍花と、その邦銀のロンドン支店勤務でエリートコースを歩む今西の二人だ。

龍花を通して描かれる巨大投資銀行の利益至上主義は吐き気がするくらいえげつない一方で、気持ちがいいくらいの成果主義一本やりで勝者と敗者が二分されるプロフェッショナルな世界だ。一方今西が勤務する邦銀は、日本的な内向き社会で、下のものは頭取・役員といった上の意向ばかりを伺っている。

この両者が同じ土俵で戦ったら、どちらが勝つかは明らかであろう。しかしながら主人公の二人はそれぞれの世界で自己の哲学に従って全力を尽くして自己の案件に取り組んでおり、その姿には心を打たれる。特に邦銀に勤務する今西が苦心してトルコの案件をまとめていく姿は、土俵は違うが金融に携わるものとして正直言って感動した。

もう一つ本書を読んで強烈に感じたのは最初にも述べた巨大投資銀行の血も涙もない利益至上主義だ。現在サブプライムローンが問題になっているが、このような問題が発生する土壌がこの体質に潜んでいることがよくわかった。

それにしても本書に描かれている邦銀の情けなさはどうだろう。最終的には今西にさえ愛想をつかされてしまうのだから救いようがない。邦銀に勤務する一員から見ると、小説として誇張された部分があるが、当たっている部分もかなりあるのも事実だ。この内向き体質を変えないと世界では戦えないということだろう。

著者は元銀行員ということで、国際金融の現場が実にリアルにわかりやすく描かれているので、専門用語を知らない人も楽しめるし、金融に携わっている人にはより一層面白い作品に仕上がっていると思う。
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69 人中、57人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
そもそも黒木亮氏の「トップレフト」は、2000年11月に単行本「トップレフト ウォール街の鷲を撃て」で祥伝社から発売された。その後祥伝社文庫として「トップレフト 都銀vs米国投資銀行」として発売された。勿論内容は全く同じ。無茶苦茶である。私は祥伝社文庫の「都銀・・・」を図書館で借りた。アマゾンレビューも書いた。他の同系統をと思って、祥伝社の単行本の「ウォール街の鷲を撃て」を借りた。何故なら文庫はロンドン・シティーを舞台の物語だ。一方で単行本は「ウォール街・・・」とある。当然ニューヨークのウォール街とミッドタウンのパークアベニューの物語で別の話と思った。それが全く同じ内容とは・・・。こんなことがあってもいいものなのか。単行本を出し、次いで文庫本を出す際に名前を変えて出すなんて、いいのか?アマゾンでも「トップレフト 都銀vs・・」と「トップレフト ウォール街・・」を合わせて買う、なんて掲示してある。同じ内容なのに・・・。トラブルになるだろう。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 正義の味方 トップ500レビュアー
形式:文庫
懐かしい思いが一杯のユーロクレジット市場。シティを中心として欧州各都市を舞台にした、典型的なエリートの都銀ロンドン支店次長と、屈折した米投資銀行欧州シ・ローン組成担当部長の邦人金融マンの活動のお話。これはユーロ市場の国際金融基本読本として読むべきであろう。斯様な本を書ける作家はそう多くはないので、黒木亮氏は貴重であり期待している。一方でなんと多くの金融専門用語を総花的に盛り込んだ説明とお話にしたことか。まあ現実に即したものではあり、自分としてはとても懐かしく、ノーザンライン、シティ、トルコ出張、マンデイト獲得合戦、インビテーションの長いテレックス、スプレッドと各種手数料のスイートナーで魅力のトルコ、ギリシャ案件、本書はそういう意味ではかなり臨場感はあった。但し小説としては、掘り下げ、展開、迫力的に難あり、やはりこれは国際金融読本として価値がある。昔は大手都銀も主幹事を取りたく意気込んでいた時代ながら、所詮はその実力は大したことはなく自己満足でいい気になっていた時代である。中心の二人の思いはよく理解できる。
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投稿日: 14か月前 投稿者: Kyouisan
読む人が誤解する本
国際金融の現場、こうありたいと思う主人公が二人(きれいな役と汚れ役)がいて、読む者を惹きつける魅力は最高。... 続きを読む
投稿日: 2010/1/10 投稿者: あらさー
邦銀vs米国投資銀行!!
邦銀vs米国投資銀行!!

おもしろい。ディティールがリアル。そしてスリリング。... 続きを読む
投稿日: 2010/1/10 投稿者: nico.seigo
小説というよりは金融の(入門編)教科書
 全体として読後の満足度は高かったが、同著者の「巨大投資銀行」と
の対比で感じたこと。... 続きを読む
投稿日: 2009/2/16 投稿者: Plain Vanilla
隔世の感
この本を読み終わってこれを書いているのは2008年9月です。
先日、サブプライムが原因で米大手投資銀行リーマン・ブラザーズが事実上倒産。... 続きを読む
投稿日: 2008/9/23 投稿者: reedin01
ビジネス小説のはしり,わかりやすいです.
黒木さんといえば,巨大投資銀行(バルジブラ)が有名ですが,その
下書きともいうべき本ではないかと思います.... 続きを読む
投稿日: 2007/8/30 投稿者: 親カッパ
国際金融経済のお勉強には
スケールが大きいということでは、確かにその通りでしょう。

内容の精緻さも、金融に素人の私にも、ものすごさがわかります。... 続きを読む
投稿日: 2007/3/23 投稿者: 蘇冬
国際金融の舞台が垣間見れました
欧州統合前、日本の金融界も再編前だった頃の金融の舞台がダイナミックに描かれています。... 続きを読む
投稿日: 2006/10/30 投稿者: capri_salue
IBの魅力とは
邦銀から外資系投資銀行へと転職し、マネーゲームに魅せられた龍花と、邦銀において、日本のため、銀行のためにと身を粉にして働く今西。この二人が国際金融ビジネスを舞台に... 続きを読む
投稿日: 2006/4/11 投稿者: shut_row
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