彼女と初デートの際、これを観ようと言ったら『戦争映画は嫌だ』と言われて別の映画を無理やり観させられた経験があります。数ヶ月後に「愛と青春の旅立ち」のようなラブロマンスも有る作品なのだと分かって貰えましたが、淡い青春の思い出です。
当時はF14トムキャットがまだ現役の最高軍事機密(一機250億円)だったので、計器盤などの描写がどうなっているのか気になったものです。
映像を見てみると計器盤や操縦幹は複座のF4ファントムのものを使用しており、ミサイルもF4用の赤外線誘導型サイドワインダーしか使っていません。照準器のレテイクルはA4,F4,F5用の3種類が使われています。
敵機役はF5Eフリーダムファイターを黒く塗ったものです。当時はまだCG技術が未熟だったので、実写シーン+画面合成+模型使用です。終盤にプロのパイロットが操縦する5機がアイスマンのF14を追ってロールシザース運動で乱舞する実写場面は、とても美しいです。
F14は、その調達価格の高騰(当初予定価格の3倍)とエンジンの性能不足による墜落事故(フライトエンベロープの面積=飛行可能領域の狭さの問題)および過大な整備維持費用などにより、2006年に全機退役となってしまいました。
費用対効果や燃費など全く気にしなかったバブル時代の思い出として、今では懐かしく見直しています。