徴収官というお仕事は、人の心の謎を解いていく仕事なんだなあと思いました。
税務官という職業のわかるお仕事小説であり、新米社会人・ぐー子の成長小説であり、
ぐー子の鬼上司・鏡のツンツンツンツンからのデ、を味わう萌え小説もでもあります。
読みやすいけど深くって、さいごはスカッとします。
税務署内の特集用語にもちょっと萌え。
S(エス)する、は、差し押さえする、
営業する、は、納税指導に行くこと、
ぎょうにん、は、徴収官、
ペラ、は、差押調書、みたいな。
キャラ立ちもよくて、言いたいことがいえずにいつも「ぐ」と詰まってしまうぐー子や、
ハスキー犬のような怖い顔の叩き上げエリート、特別国税徴収官(トッカン)鏡、
ぐー子のライバルの性格の(悪い方に)振りきれた整形美人、南部、
趣味が見合いの麗しきおねえさま徴収官、木綿子、
ぐー子たちが闘いを挑む、銀座クラブのしたたか美人のママ、白川耀子など
だれもかれも注目して、ドラマ化したらどんなキャストか妄想してしまう。
ぐー子は上野樹里、鏡は堤真一、南部は沢尻エリカなんてどうでしょお。
税金の無駄遣いが叫ばれる昨今ですが、意外と(?)無駄ではないみたいです。