この本の意義、意味はすべて「はじめに」で監修者でありマンガの作者である水野英子が書いているとおりです。
「めったに見ることのできない、トキワ荘時代に描かれた少女まんが」であり、「従来のまんがにはなかった斬新なものばかり」です。
それぞれが大家と言われるマンガ家なので、それぞれの全集や作品集を見れば載っている作品もあるのでしょうが、そうそう全集を揃えるわけにもいきません。なので、例えば赤塚不二夫や藤子・F・不二雄の少女まんがを読めるというのはすごいものです。
さらに、赤塚、石ノ森の合作やその2人に水野英子を加えた3人の合作まんがも読めるというのは、もうこの本しかないのかもしれません。
トキワ荘のマンガ家と言うとどうしても少年マンガ、ストーリーマンガの原点のように思ってしまいますが、そうでないマンガも生み出した場所であり時代であり人であるということを再認識させられた本でした。