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8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
お前の罪をよこせ,
By カスタマー
レビュー対象商品: トガリ (1) (少年サンデーコミックス) (コミック)
生きている間、人を殺し続け、地獄におとされた少年の話です。罪を犯した死者達を改心させるため、繰り返される拷問。それでもねを上げる事のない主人公。 そんな彼に、「地上で108日間で108つの咎を集める事ができれば、地獄からの開放を」約束する地獄の司令官。 生きる為に命を奪い、地獄から脱出をかけて咎を奪う。 ありがとうの意味、奪う事と貰う事の違い。 小難しすぎず、かといって矛盾を全て放り出すでもなく、テンポよく読める作品だと思いました。
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
8年の時を経て復刊,
By ケイオス (アメリカ合衆国カリフォルニア州凶悪犯罪者特別刑務所) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: トガリ 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ) (コミック)
週刊少年サンデーで連載されていた、この旧版の「トガリ」も遂に復刊を遂げました、長年この作品が埋もれていたことが悔やまれます。旧版の1巻と2巻の分が丸々収録されています、咎狩白とは相反して恐々とした黒の装丁になっています。 帯で皆川亮二先生も語られるように、夏目先生は皆川先生の元スタッフですが、ただの一スタッフではありません、圧倒的な画力と際立つ黒さを秘めた漫画を描く才能を有する貴重な作家です。 300年前に極悪非道の限りを尽くし、処刑され地獄に墜ちるも、300年間拷問され続けても全く改心することのなかった統兵衛は、地獄の長エマより唯一の道具、咎狩(トガリ)を渡され、108日以内に108の罪を狩ることによって地獄から解放されること約束される。 咎狩のみを手にし、統兵衛は108日間の期限のもと再び現世に降り立ち、そして狩りの日々が始まる、正義のためでも誰のためでもなく、全ては己のためだけに・・・ 旧版の1巻の表紙イラストもカラーで収録されています、骨太な力作だったために嬉しい限りです。 それと、旧版の1巻にあったラフデザインなどは収録されていませんが、今回のには描き下ろしの統兵衛が地獄に墜ちる前の話が載っています、4ページだけですが興味深いです。 また、咎狩白と同様に各話ごとの制作秘話なども掲載されていますので、色々と満足な仕上がりとなっています。
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
日本生まれのたぐいまれなる悪のヒーロー,
By にあ - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: トガリ 1 (MFコミックス フラッパーシリーズ) (コミック)
かつて少年誌で連載され、異彩を放つ力強い魅力に溢れた作品が復刻された事に感謝です。主人公は罪人、統兵衛。大昔に悪とされる罪を重ねつづけた男。 三百年の地獄の刑罰に改心することなく、「地獄から出る」ために一見木刀のような「咎狩」を受け取り、現代に現れる。108日で罪の実体化といわれる咎を108狩る事を交換条件に。 悪の強い心が「咎狩」を強くし、現代の悪人は自分の悪が咎により強く闇に染まる。 悪人自体を傷つける事は統兵衛を傷つけ、死を招く恐れもあるが、 咎を「咎狩」で倒し、罪を狩ることができる。 統兵衛を簡単にヒーローというのは、実は難しいかもしれませんが、 人間・統兵衛は共感する所も多く、またユーモアも交え魅力的です。 統兵衛の持つ悪と咎をもつ悪の対比は興味深く、やはり咎が狩られるシーンは快感です。 私はこの様にとても面白いのでおすすめします。
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