グレン・ベントン(vo,b) ジャック・オーウェン(g) ラルフ・サントーラ(g) スティーヴ・アシェイム(dr)
米国フロリダ州出身のデス・メタル・バンド。デス・メタルの創成期から20年以上にわたって活動している大ヴェテラン。2011年10th。ギタリストを一新してからは3作目にあたる。
「神と共に地獄へ」というタイトルがいかにもDeicideらしい(笑) 反キリスト魂を炸裂させたグレン先生の歌詞も、皮肉と憎しみに溢れている。ブラスト主体の疾走曲。スピードは控えめながら凶々しい雰囲気の曲。どの曲も極めて凶暴でブチ切れており、「これぞデス・メタル!」とガッツポーズしたくなる。
ギタリストを一新した新生Deicideの魅力の一つに流麗かつ技巧的なギター・ソロがあるが、前々作「Stench of redemption」に比べ、メロディはかなり抑え気味。曲によっては印象的なメロディが炸裂するパートもあるが、全体的には不穏さや性急感を強く押し出している。個人的には「Stench〜」ぐらいメロディアスにやってくれても全然構わないのだが…。
収録時間は相変わらず30分台。どろどろの濃厚なデス・メタルでありながら、パッと始まってパッと終わるのもまた彼らの魅力である。