内容(「CDジャーナル」データベースより)
98年の『ハロー・ナスティ』以来、実に6年ぶりとなる6枚目のスタジオ・アルバム。つねに時代を先取りしてきた彼らが、本作ではストレートなヒップホップを全編にわたって披露している。
内容 (「CDジャーナル・レビュー」より)
潔いぐらいのオールド・スクールなヒップホップ・アルバム。ひと言で端的に表わすとしたら、そういうことになるだろう。6年ぶりの新作。彼らはその間も、ベスト盤やDVDのリリース、チベタン・フリーダム・コンサート、そしてアドロックのBS2000といったコンスタントな話題を提供してきた。だが、今回とくに新作が注目されるのは、ビースティーズ王国、グランド・ロイヤルの閉鎖が、一時代の終わりを告げる(たとえば、90年代的サブ・カルチャーの終焉を象徴する)出来事のように取られているからにほかならない。さらに音楽的なことに関しては、ヒップホップに旬な何かをかけ合わる嗅覚と“ポップ”・センスで時代を牽引してきた彼らだけに、今日の低迷気味なシーンの中で何をかけ合わせるのか。いや、もっとストレートに言うならば、かけ合わせるものが見当たらない場合にはどうするつもりなのか。そういった興味も大いにあった。つまり、このアルバムはかなりの勝負作になると予想していたのだが……。
しかし、いざ蓋を開けてみると、冒頭のような飄々ぶりである。正直、ちょっと肩透かしを食らった感じすらある。とはいうものの、今回はヒップホップにサウンド的な何かではなく、“ニューヨーク”というキーワードをかけ合わせたものだと気づくとすべての合点がいく。だからこその原点回帰的なオールド・スクール。きっかけはやはり“9・11”なのだろう。そして、ポリティカルなナンバーを含みつつも、シリアスさと高揚感、さらには“For Fun”な姿勢が絶妙のバランスで配合されている点などはやはり、彼ららしい仕上がりだと思う。長年のパートナー、マリオ・カルダートJr.の不参加も不安材料だったが、そこらへんも容易にクリア。3人はミックス・マスター・マイクとともにシンプルなベクトルにフォーカスされた音空間を構築。そのうえでアダルトなやんちゃぶり全開のラップを繰り広げていく。痛快にして滋味あふれる一枚だ。 (兒玉常利) --- 2004年07月号
しかし、いざ蓋を開けてみると、冒頭のような飄々ぶりである。正直、ちょっと肩透かしを食らった感じすらある。とはいうものの、今回はヒップホップにサウンド的な何かではなく、“ニューヨーク”というキーワードをかけ合わせたものだと気づくとすべての合点がいく。だからこその原点回帰的なオールド・スクール。きっかけはやはり“9・11”なのだろう。そして、ポリティカルなナンバーを含みつつも、シリアスさと高揚感、さらには“For Fun”な姿勢が絶妙のバランスで配合されている点などはやはり、彼ららしい仕上がりだと思う。長年のパートナー、マリオ・カルダートJr.の不参加も不安材料だったが、そこらへんも容易にクリア。3人はミックス・マスター・マイクとともにシンプルなベクトルにフォーカスされた音空間を構築。そのうえでアダルトなやんちゃぶり全開のラップを繰り広げていく。痛快にして滋味あふれる一枚だ。 (兒玉常利) --- 2004年07月号
Album Details
Japanese edition of 2004 album includes an exclusive bonus track, 'Now Get Busy'. 15 tracks in total. EMI.