パラノーマルものとしては、かなりのお気に入りシリーズです。「人の心が聞こえる」ウェイトレスのスーキーが、ヴァンパイアのビルと出会ってからこちら、スーパーナチュラルの社会に巻き込まれていくというストーリー。
狼人間の抗争、ヴァンパイアの縄張り争い。スーキーはまたもやスーパーナチュラルの問題に巻き込まれていきます。クインとの恋、エリックとの血の絆、兄ジェイソンとの確執、ビルの執着、サムの支え。勢力図が塗りかえられ、それぞれの立場に大きな変化がある中、やっぱりスーキーはまっただ中で苦闘。本人は巻き込まれたくないと思っているのに、気が付けば前線で体を張って、不死者さえも死にそうなところを、幸運と偶然でやりすごすことに。これは、スーキーが関知しないところで、何らかの力が働いているのかしらん?これからの展開が気になるところです。
ロマンスは、というと。「誰がスーキーをより愛しているか」競争、まだまだ続いています。私はエリック派ですが(ま、そりゃ関係ないか)、今回「誰がスーキーをより支えてやれているか」では、ボスのサムに一票。スーキー、身勝手な愛憎を蹴散らして、進め!がんばれ、スーキー。負けるな、スーキー。
この『トゥルー・ブラッド』は、今ソフトバンク文庫ががんばっているタイトルの一つらしく、続刊が途切れることなく出てきてくれます。帯に「9、10巻続刊予定」とあったので、ひとまず安心。次の巻が待ち遠しいですね。