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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
スリリングな展開は映画にも負けていない,
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レビュー対象商品: トゥモロー・ワールド (ハヤカワ・ミステリ文庫) (文庫)
映画と原作の出来具合を比較することにあまり意味があるとは思わないが、今回は映画と比べつつおもしろく読めた。映画は明らかに原作の場面設定を借りている。登場人物の名前と、主人公がのっぴきならない状況に追い込まれるシチュエーションも借りている。しかし世界観は全く異なっている。映画の方は全編暴力的で極限状況の連続だが、原作は静かに、しかもある種ユートピア的に展開する。本書の前半は執拗に主人公の内面と社会状況のディティールが描かれ、後半は途中で読むのをやめられないスリリングな展開が待っている。はじめ主人公は諦念的で面倒なことには巻き込まれまいという抵抗を示すが、逃亡を続けていくうちに、どんどん自分の運命を受け入れ積極的に担おうとする。その点では映画のクライヴ・オーウェン演じる主人公と共通している。さらに明快な答えを用意していないのも映画と同じだが、映画とは全く違うラストが用意されている。小説らしいサスペンスに満ちた快作である。
12 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
SF?ミステリー?,
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レビュー対象商品: トゥモロー・ワールド (ハヤカワ・ミステリ文庫) (文庫)
「2027年−子供が誕生しない未来。」と言われると、SF小説と言う感じがしてしまうが、何とこの本は早川ミステリーに入っています。読んで見ると納得するのですが、そこで先ず、意表を衝かれた感じがします。この本は、第一章オメガと第二章アルファの二部構成になっています。 第一章は、子供が生まれず人類の黄昏といった雰囲気の社会が描写されます。 第二章は、妊娠した女性が登場し、新たな人類の誕生を予感させるものがあります。 主人公は、歴史学者のセオ・ファロンで、第一部では離婚し、政府の顧問を辞任して、未来の無い空しい生活をしています。それが、初めて愛する人に出会い、その人の妊娠を知り、彼女を守ろうと、初めて生きる礎を見つけます。 この後半は、前半の暗い淀んだ雰囲気から一変し、テンポ良く一気に読ませる展開になります。 結局、この作者は、人間が「生きる」ということはどういうことなのかを、言いたかったのかなと思いました。 とにかく、面白い作品でした。
14 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
すいません。途中までしか読んでません,
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レビュー対象商品: トゥモロー・ワールド (ハヤカワ・ミステリ文庫) (文庫)
読んでいると、その救いのない世界に、どんどん気分が落ち込んでいきます。自分が鬱かなと思う人は読まない方が無難かも。残念ですが、私は途中までしか読むことができませんでした。
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