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12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
デカダンスで妖しく、踊る世界,
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レビュー対象商品: トゥナイト (CD)
前作から3年ぶりということで今年の新譜の中でも期待の大きかったフランツ。やはり、3年も経つと彼ら自体の嗜好や音楽に対する姿勢の変化もあり、1stや2NDとはかなり異質な出来です。 彼らの良さというとTake me outやDo you want toのように聴き手を一発でノックアウトする踊れるロックナンバーを書けるところでしたが、今回はほぼそういった要素は排除されています。 基本的に彼らの曲のBPMは前作までは大体120程度ぐらいでした。この辺の速さだと結構踊りやすい。 でも、今回は先行になったユリシーズを聞けば、分かるようにかなりテンポダウンしています。 アルバム全体としてもBPM100ぐらい、これって結構ミドルテンポなんです。 でも今作のTurn it outやNo you girlといった曲には絶妙なリズムアプローチや展開は確実にダンスフロアーを沸かせられるだけのグルーブ感がある。 ここに今回のアルバムの肝がある。 正直、メロディにポップさはないです、結構ビターだと思います。 一度聞いただけでは、このアルバムの良さを感じるのは難しいかもしれません。 ただ、今回のアルバムは今までで一番、音楽的に強度があるアルバムなのではないかと。 曲自体は今回、プロデューサーで起用したダン・キャリーのキャリアから分かるようにCSSやサントゴールドといったダンス/ロック・ミュージシャンと共振する所が多いです。 ただ、彼らが偉かったのはそうしたトレンドに乗りながらも自分たちの個性をきちんと残してる所だと思います。 彼らなりの野心作であると同時に、現在のイギリスのトレンドを感じさせるアルバムです。 ファンよりもむしろ、フランツなんて今までポップすぎて聞けなかったという人にお勧めの作品。
24 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
新展開,
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レビュー対象商品: トゥナイト (CD)
過去2作では極上のポップ・ソングでもって大いに踊らせてくれたフランツですが、今回はリズム隊が強調されたグルーヴィな仕上がりです。特徴的なリフやコーラスは少なめで、それまでの転調ギターサウンドも押さえ気味。疾走感あふれる楽曲も多かった全2作よりいくぶんテンポ・ダウンしており、全体に、反復を基調とするミニマルなダンス・ミュージックを咀嚼してる印象があります。 加えてシンセサイザーやキーボードの大幅な導入やアフロリズムを呑み込んだ実験性も顕著で、ますますトーキングヘッズを連想してしまいました。 アルバム後半からはピコピコ音やパーカッションに特化した物やレイヴちっくな展開もみせるなど、歌って跳びはねられるポップメロディを求める人の期待からは逸脱させた感も。 前作まではゴロゴロあった、一聴してアンセムと呼ばれそうなキラーチューンは少ないかもです。 好き嫌いがはっきり分かれる作品かもしれませんが、個人的には相変わらずレトロなセンスが光る素晴らしい作品だと思います。
11 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
今作は,
By ラリー "ラリー" (神奈川県川崎市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: トゥナイト (CD)
確かに前作とは全くと言っていいほど違う音色になっていますが、このアルバムには統一感があり他にはない洗練さがあり冒険的なアルバムに仕上がっていると思いました 。3rdアルバムなのに前作と似たような物ではなく全く新しい物に挑戦しこの統一感は圧巻です。次回作はどんなどぎもをぬく曲を作ってくれるんだろうと期待が膨らむアルバムでした。
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