2時間程度で読めるライトノベルを探していたら、店頭でお勧めされていた上、文字数も少なめということで試しに購入して読んでみました。
精霊なるものが出現するとき、そこに空間震なる現象が発生し、規模の大小はあれ大爆発が起き、周りの建物が壊れたり、人が死んだりします。そんな精霊は人類の敵扱いされて攻撃されたりするのですが、いかんせん強いため戦って勝つのは困難。戦って無理なら対話して解決してみよう。というわけで、精霊とデートしてデレさせてこい!!というのが主人公に課せられた任務です。はぁ?と思われるかもしれませんが、とりあえずはじめの流れはそうとしか言えないです…。まぁ、早い話が人類を救うために元凶の精霊さんと仲良くなりましょうというお話です。愛は地球を救うともいいますし、別におかしな話ではないと思います…多分…。
ただ、一般高校生で女の子と付き合ったことのない主人公には女の子とデートをいきなりするということはかなり大変なわけでして、ある程度の訓練をすることになるのですが…はっきり言って、ギャグです。人の命がかかっているのにやることがギャグっていうのはいかがなものかと思いながら読み進めていたら、精霊とのデートもほとんどがギャグみたいなものでして…人の命を扱ってる割にはふざけすぎじゃないだろうか?と思うことも多々あります。
そして、ギャグやってると思ったら、思い出したようなシリアス展開がくるわけですが、このシリアス展開も、それまでのギャグ展開が濃すぎたせいか、妙にあっけなく終わってしまうという印象もぬぐえなかったかなと思います。
しかし、凄く面白いなと思っているところは、最終的に精霊の心をつかむのは主人公の精霊に対する主人公自身の言葉や行動だというところです。
日常でも、恋愛については友達に相談したりアドバイスもらったりすることもありますが、それらのアドバイス通りに全部やるわけでもないですし、やれるわけもありません。結局のところ、うまくいくいかないは別として、自分の精一杯の気持ちを込めて言葉や行動で相手に示していくしかないわけです。
この作品で出てくる選択肢やアドバイスも主人公のお膳立て程度になっているというのがよいなと思います。
あとは、シリアスな世界観な割にギャグ展開が多すぎるのを我慢できるかどうか…。この作品を読み続けることができるかどうかはそれだけだと思います。