この本は,データ解析環境・言語「R」の基礎について書かれた良著です.
統計学を学ぶ本ではないですので,もし統計学の基礎を学ばれたい方は,
「垂水 共之, 飯塚 誠也著(2006)『R/S-PLUSによる統計解析入門』共立出版」
もあわせて読むことをお勧めいたします.(<-よくまとまっており,わかりやすいと思います.)
この本(「データ解析環境『R』」)は,
(0.)インストール(Win, Mac, Vine Linux)の仕方,
(1.)基本的な計算(四則演算)や変数への代入,基本的な関数,ヘルプの参照方法,
ライブラリーの読み込み方などの基本的な操作から,
(2.)ベクトルや行列,データ・フレームなどのデータオブジェクトの作成・扱い方,
(3.)基本的な図の描写(散布図や箱ひげ図,ヒストグラム,円グラフなど)の仕方,
(4.)簡単なデータ分析の仕方
(5.)関数の定義の仕方など(おまけ程度)
について書かれています.
どれも,Rを使う際において,必ず必要となる基本的な知識です.
ただ,この本だけで終わるともったいないと思います.
次のステップとしては,「舟尾 暢男著(2005)『The R Tips』九天社」をお勧めいたします.
逆に「The R Tips」を読んでよく分からないという方は,この本を読むとよいでしょう.