ある特定の目的を持てば,世論の情報は,どのようにも料理できる。
一面的な質問をすれば,一面的な回答が返って来る。
どのようなデータでも作り出すことができることを知っていれば,
誰がデータに語らせているかが推測できるかもしれない。
現実の製造現場では,自分で電気を作るか,電気の供給を受けるかのどちらかである。
自分で電気を作る場合には,余った電気を売れる仕組みができつつあるので,かなり積極的な意見を聞くことができる。
電気の供給を受けている場合には,答えは消極的になるか,誘導を受け入れざるを得ない。
社会的な立場を分析し,質問項目を作れば,望むデータを得ることができる。
本書は,世論をどのようにデータとして語らせているか。
自分たちが何を誘導したくて,何を目標としているのかをもっと積極的に表現するとよいかもしれない。