この本は、読み易く内容もしっかりしてお勧めです。デリバティブ・証券化商品の本はとても多く出版されていますが、必要以上に細かく難関であったり必要なことが書かれていないことも少なくありません(多くの本は途中で嫌になります)。仕組債や証券化商品については、実務者が書いただけありほぼ網羅されています。読者のことを考え文章も難関でなく各ページに図が挿入されており読みやすくできているのもうれしいです。本の構成もしっかりしており第1章でデリバティブ・仕組債がマネーの中でどのような背景で誕生しどのように扱われているのか、後半では金商法や会計制度に言及しており最終章ではその課題が明らかにされており問題解決型の本とも言えるでしょう。