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デリダ (ちくま学芸文庫)
 
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デリダ (ちくま学芸文庫) [文庫]

ジェフ コリンズ , ビル メイブリン , Jeff Collins , Bill Mayblin , 鈴木 圭介
5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,155 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「脱構築」「差延」の概念で知られる現代思想の巨人デリダ。それまでの西欧哲学を痛烈に批判し、文学・芸術・建築・政治・法などあらゆる分野における人間の行為をとらえ直した。その著作は『声と現象』『グラマトロジーについて』など数多く残されている。本書では、その偉大な軌跡をわかりやすくビジュアルに紹介する。「脱構築」項に添えられた神殿円柱を壊す画など、本書に収めたウイットに富んだイラストには、デリダの批判精神が生きている。巻末に詳細な年表・書誌を付す。これ一冊でデリダについてレポートが書ける。ちくま学芸文庫初訳オリジナル。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

コリンズ,ジェフ
著者。イギリス、リーズ大学で芸術史を専攻。プリマス大学で芸術史講師を務める。その他、現代文化、批評論の教鞭もとる

メイブリン,ビル
デザイナー。イギリス王立芸術大学卒

鈴木 圭介
1955年生まれ。東京外国語大学大学院修了。映画・建築・音楽関係の翻訳多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 239ページ
  • 出版社: 筑摩書房 (2008/6/10)
  • ISBN-10: 4480091351
  • ISBN-13: 978-4480091352
  • 発売日: 2008/6/10
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5  レビューをすべて見る (2件のカスタマーレビュー)
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By RYSK
形式:文庫
表紙にBEGINNERSとあり、ほぼ全ページにイラストか写真が載っていることから一見わかりやすそうに思えますが、肝心の文章が入門書といえるほど親切なものではなく、よく噛み砕かれた文章ではありません。なんだか「イラストつければいいんだろ」的な怠惰を感じます。

音声中心主義、現前、痕跡といった言葉を解説しつつデリダの活動を追っていきます。
巻末の年譜、著作、日本語で読めるデリダ関連の論文、研究書リストは便利かも。

ある程度デリダを知ってる人の復習用かな。
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6 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
訳文が堅めでちょっと読みにくそうだが、手軽な本である。

こういう本を見るたびに、英語圏のデリダ研究は層が厚いんだろうなあ、と思ってしまう。

もちろん分かりやすいのは確かなのだが、いかんせん軽薄な印象は否めない。

本文では、脱構築の目論む「決定不能性」を「ゾンビ」としてパラフレーズしている点が面白かった。
死んでいるのに生きている、生きている死者。
そのどっちつかずの状態は、確かに「脱構築」の概念(?)に相応しいように思える。

だが、その一方でゾンビほど「脱構築」と相容れないあり方もあるまい。
何しろそれはもう絶対に死なないし、生き返ることもない。ゾンビはゾンビとして、永遠に徘徊し続けるだろう。
その意味で、ゾンビは「決定不能性」において奇妙に安定してしまっている、とはいえないだろうか。

もどかしいことに、「これがゾンビ=脱構築だ!」と言って公式化した瞬間に、脱構築の持つ揺らぎ、差異の戯れはもうどこか彼方へ消え去ってしまう。

それゆえ、デリダは生涯をかけて綱渡りのような言説を展開し続けなければならなかった。

進むも危険、戻るも危険、とどまるも危険な状況の中で、正義を希求する。
神のいない世界で、到来するはずのないメシアを待ち続けたのがデリダの行為(思想ではない)ではなかっただろうか。
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