今までは落選続きだったが、2010年の東京マラソンに運よく当選した。テレビで見ていた、あのスタートラインに来年は立てる権利を頂けたのである。この本を読んで、練習に対するモチベーションが少し強くなった気がする。いいタイムを出そうとか、そんなことではなく、せっかく走らせていただけるんだから「感動してこなきゃソン!」みたいな了見である。
練習方法についても少し書かれているが、読み物として読んだほうがガッカリしないだろう。夢のようなフルマラソンの数時間について、思いをはせることができる本だ。せっかく走れる権利が頂けたのだ。本番までの1日1日を大切に練習して、落選を続けているまだチャンスがめぐってこない方たちに対しても、失礼のないようにしたいと思うのである。