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最も参考になったカスタマーレビュー
29 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
良い意味で裏切られた。,
By Syntax Error "はこおとこ。" (はこの中。) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: デフレ不況の正体 (単行本)
必ずしも私は日下公人氏の良い読者とはいえない。氏の日本に対する過剰なオプティミズムは如何なものかと思うし、あまりにも議論が乱暴に過ぎるようにも思える。この本もあまり期待せずに読み始めたのだが、良い意味で裏切られた。
まず、氏の(時には非常な無理があるように思える)日本礼賛は、ある種のポーズである、あるいは意図的な言説であることが透けて見える。悲観的にならざるをえない環境の中で、この人は確信犯としてオプティミストであろうとしているのだ。特にこの本で明言しているわけではないが、この本を通してどうやら氏がそのような人であるという確信を持った。 この本で一貫する近代経済学批判はあまりに乱暴で私はついていけない。しかし、個々で展開されるエピソードはチャーミングで示唆に富み、他の欠点を補ってあまりあるように思われる。たとえば63頁では、旧ソヴィエト時代、氏が日本の売れ残ったアパレル製品をタダ同然で仕入れてモスクワに売ろうとするエピソードがある。氏は引き換えに得たルーブルでソ連の原子爆弾を購入し、それを日本の電力会社に売却しようとしたというハリウッド映画のようなエピソード。あるいは流動性需要に関わる鉄鋼王カーネギーのエピソード、あるいはユダヤ人の流動性選好の話とそれと対置しての日本の「永続取引」志向「CS第一主義」志向、あるいは氏の海外の人間へのハッタリと強気等々……。こうした話は、スレッカラシの読者でも、読んでいて知的な刺激を受ける、なかなか楽しめるのではないかと思う。 なお最近、勝間和代氏の管直人氏への提案を機に再燃したリフレ論にも触れられている。中央銀行がいくら紙幣を刷ろうが、貨幣が市場に出ていかないので意味がない……と。この日銀成立の歴史や日本銀行券の「強制運用力」に関わる話も興味深い。
25 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ほかにはないユニークな本,
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レビュー対象商品: デフレ不況の正体 (単行本)
これはまさに日下公人氏によるデフレ論。
ほかでは絶対に聞けないユニークな話が次から次からと出てきます。 ちまたにあふれるデフレ悪論をばっさり切り捨てる本です。 勝間本ばかり読んでいる人は絶対読んでください。 こういった違った見方があるのかと目から鱗の本です。 ぜひ、読んでほしい本です。
16 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
こういう考え方もあるんだ的目からウロコの本,
By 岡野秀城 (広島県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: デフレ不況の正体 (単行本)
日下さんらしい、オプティミスト日本経済論。
現在の日本経済について、まるで禅で得られる知恵のように「あっそうか」と思える話が満載。 ちょっとした生きるヒントを得たいと思うのならば本書も参考の一つになります。 この本を読むと、すぐに一色に染まる日本のメディアに左右されそうになる自分自身のブレーキになり、こういう考えもあるなら、こういう考えもあるぞなんて考える力がついてきます。
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