針圧、針先形状、コンプライアンス、質量、再生周波数ともに
オリジナルのDL-103と同じである。(カタログ値)
従って、気が付く相違点としては
外観上、ボディーにDL-103Rのロゴがあることと
構造上、巻き線が無酸素銅線になったことだけである。
結果的に音の違いは、主に巻き線が変わって
インピーダンスが40Ωから14Ωに下がって、
出力も0.3mVから0.25mVに僅かに下がったことに起因する。
繊細な表現力が増したように感じられるのは、主に
インピーダンスの違いによるところが大きいと考えられる。
想像だが、素材だけでなくターン数が少なくなったのではないか。
その分、磁気回路で出力の低下を補っていそうだ。
オリジナルの完成度が高いので、コストパフォーマンスだけで
考えればオリジナルに軍配が挙がる。
従って、本品は少しでも音質にこだわりがあって、
繊細な表現力を求める人、オリジナルとの音質の比較を
したい人にお勧めする。
【2012.04.28】
DL-103Rでガッツのある音を出す為には、アンプゲインがあっても
MC昇圧トランスの使用をお勧めする。
純正品では、
DENON AU-300LC MCカートリッジ昇圧トランスがコストパフォーマンスが良い。(2次側:47kΩ)
部品単体では、ソフトンのPLT-1(2次側:5.6kΩ)や
MC-66(染谷電子、2次側 3kΩ)が使いやすいかも知れない。