Hear in the Now Frontier以来も彼らの音楽性に違和感を感じながらも毎回、新作が出る度に淡い期待を持ち聴き続けたけれど
本作も正直に残念な気持ちになった。
90年代にモダンな音に迷走したバンドは数が多かったけれど、その多くのバンドが原点の音楽性に戻った。
往年の音ではないかも知れないけれど少なくとも今のRYCHEよりは気持ち良い。
RYCHEはその難解な音楽性から昔から気持ち良い!って感じではなかったけれど明らかに他のバンドには無い妖艶さがあり崇高な様式美
が絶対的にあったと思います。
Operation: Mindcrime の様な鳥肌が立つ様な感覚を今度こそ!と期待する事それ事態が
間違っているのだと新作を聴く度に思い知らされる(笑)
クリエイターとして好きに音楽を創れるし迷いはないのかも知れないけれど
新作を聴く度に自分みたいに違和感を感じて複雑な気持ちになってしまう方も多い筈。
でも何だかんだでRYCHEが好きだから何度か聴いて無理してこの新作ではこの曲が良いね!と1.2曲は探してしまう自分がいる..........
良い曲って始まった瞬間に感じるけれど今のRYCHEにはそれがない。
何か怠い。
本作は良く言えば軽快でバラエティがあり新たなRYCHEを感じる。4分以内の短い曲が多い。
中盤に Silent Lucidityか!とも思える様な美しいメロディーから始まるけれどその様式で最後までいかせてくれない。
RYCHEとしては珍しく明るい曲調が多かったりするけれど、これも決して良い意味としては捉えてはいない。
良いメロディーさえも断片的に終わる。
往年のRYCHEならば様式は統一していた。
このスパイラルから抜け出してこの曲だよ!これだよ!と言う一発が欲しい。
そろそろRYCHEには新しいComposer が加入しても良いのではと素人ながら感じる。
やはりGeoff Tateほどの最高のVoには鳥肌の立つメタルを聴かせて欲しいのです。