このCDについて
シングル「イン・ザ・シャドウズ」が全ヨーロッパでヒットしたフィンランドはヘルシンキ出身の4人組メロディック・ロック・バンド、ザ・ラスマス。5thアルバムでついに世界を制圧!
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2004年3月に英国で本作がリリースされる頃には、ラスムスはすでに本国のフィンランドはもちろんヨーロッパのさまざまな国で、ロック・スターとして大人気を誇っていた。英国に進出するまでどうしてこんなに時間がかかったのか、不思議でならない。フックのつまったギターとアンセム的な歌詞を持つ本作の大半の曲は、ヒット曲「In the Shadows」から、緊迫感のある「In My Life」――後期のボン・ジョヴィのような、拳を宙に振り上げさせる勇壮なコーラスがある――までラジオやスタジアム・ライヴにうってつけのサウンドだ。
だが、あくまでロック・アルバムであることを期待するリスナーは、あまりに洗練されすぎている今作にがっかりするだろう。サウンドはスパンデックスをまとったロックの神たちよりも、ゴスなINXSに近い。そうなった原因の大部分は、ところどころきれいに上品に作りこみ過ぎたせいかもしれない。何曲かは、もうほんの少し荒っぽく仕上げればさらによくなったはず。そうは言っても、HIMはヘヴィーすぎるし、エヴァネッセンスは湿っぽすぎると思うリスナーなら、ラスムスの中に愛すべき何かを見つけられるだろう。(Robert Burrow, Amazon.co.uk)